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アメリカのいちばん新しい雇用統計によれば、1000万を超える失業者の上に新たに仕事を無くしちゃった人が260万ぐらいいる
http://www.asyura2.com/09/wara6/msg/336.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 1 月 19 日 15:55:34: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu184.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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アメリカのいちばん新しい雇用統計によれば、1000万を超える失業者
の上に、新たに仕事を無くしちゃった人が260万ぐらいいる。青山繁晴

2009年1月19日 月曜日

オバマ政権は第三次クリントン政権か?


◆1/14放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ” 1月15日 ぼやきくっくり
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid610.html

「はい。あのね、まず皆さん同じ印象持ったと思うんですが、久しぶりにヒラリーさんテレビで見たと。すごい老け込んでやつれてね、お見かけだけじゃなくて、たとえばBBC、CNNはフルで流してましたけど、話しぶりにもお元気があまりないんですよね」

「いや、たぶん水面下でのせめぎ合いがすごいんだと思いますよ、実際は」

「今、室井さんが言った、そのクリントン夫妻の中国からの献金疑惑とかね、そういうの、実際の会議の裏ではずいぶん追及されてるから、この公聴会では絶対に中国寄りって姿勢を見せないように、すっごい気を遣ってましたよね。だから本来のこう、言葉が鋭いのもなりを潜めてて、もう日本にリップサービス…」

「リップサービスです、はっきり言うと。『日米同盟はアジアの礎』と言ってたけど、何も裏付けがないじゃないですか。感覚だけ言っててですよ、それで中国のその膨張する軍事力とか、たとえば大きくなってくる経済力どうするかって話はほとんど出てこなかったんで、まあそれだけアメリカの中に中国寄りの外務大臣、国務長官は困るんですよという勢力がちゃんとあるというね。それも分かるけど、やっぱりヒラリーさんは、そこまでやっぱり本心は中国寄りなんだということを逆にね」

「無理に天の邪鬼で見るんじゃなくてね、実際こういう外交安保の専門家の中では、そういう印象強いんですよね。やっぱりヒラリーさんと中国との関係っていうのは、公聴会ではっきり言えないぐらい深いものがあるんだなと。だから日本にとってはほんとに要注意です」

「そうですね。皆さんご承知の通り、もう来週、1月20日にはオバマさんの大統領就任式があるんですけど、その前にちょっと一言ね、それにつながる話をしたいんですけど。先週はこの『アンカー』お休みさせていただいてロンドンにいたんですけども、この時期のロンドンってけっこうたまたま行くこと多いんですが、もうびっくりしたのはですね、たとえば去年の1月なんかと比べて、もう円の力が極端に強くてですね。だいたい今、英国も不景気なんで、ふだんの1月のバーゲン、冬のバーゲンだいたいすごいんですけど、ふだんはだいたい4割から6割ぐらい安いのがね、もうあの7割5分とかね、必ず5割以上になってるわけですよ、値引きが。それもあの、イギリスの高級ブランドがずらりと、なんですね。それでたとえば、去年の1月の時はだいたい1ポンドが240円前後でしたけど、今年僕が行くと1ポンドがだいたい130円前後なわけですよ」

「ええ。だから円が倍ぐらいの力になってて、しかもその不景気でバーゲンがすごいから、英国の一流品がだいたい4分の1ぐらいで買えるなあと。4分の1以上でですね。で、あの(写真出る)これ実はオックスフォード大学を訪問したんですけど、そのオックスフォードの町でもですね、強い円を使えるバーゲンがあまりにもあってですね。次の写真も出してもらうと…」

「思わずオックスフォードの教室からですね、町のバーゲンの方を携帯電話で撮ってしまったんですけど、よく分からないかもしれませんが、町並みですね。イルミネーションがいろいろあってですね。だから、たまたま僕はこの時期のロンドンに行くことが多いけれども、冬のバーゲンに重なって、この円というものがどんなに強くなったのかと、世界の中で」

「だから今、ヤマヒロさんが言われたところが肝心なところで、円高は日本の危機だとずっと言われてきたけど、これを僕らはむしろ逆にもう前向きの覚悟を決めて、強い円といっしょに日本をもう一回やり直すんだという覚悟を決めたいと思うんですね。で、それを問題提起したいと思うんですが、この1月20日にオバマさんが大統領になる。そのオバマさんも決して浮かれてなくて、すごい覚悟を決めてるところがあるんで、今回はこういうキーワードをまず用意してみました(フリップ出す)」

「はい。今までは、いわば日本はアメリカの言うことを聞いてきましたね。だから大統領就任式もそういう目で見てきたんですけど、今度ばっかりは違う目で見たいなあという気持ちを込めて、これからお話ししたいと思います」

「はい。今日1月14日ですけど、もうちょうど来週の水曜日、日本時間で来週水曜日の午前2時に、ですからワシントンの時間で20日の正午になりますけど、来週の水曜日の午前2時に、オバマさんが聖書の上に手を置いて大統領に就任するという宣誓式が行われます。で、その手を置く聖書が、あるいは聖書も、と言ったらいいのかな、その聖書もリンカーン大統領が使った聖書を使うと。で、それぐらいリンカーン大統領にこう自分をなぞらえるっていうか、思いが深いんですが、奴隷解放の父だからということ、さっきのVTRでもあったんですけど、それはアメリカのメディアでもどこでも出てくるんだけど、本当はワシントンの僕の古い知り合いにメールをしたりすると、そのことよりもですね、みんながえーっという感じがあって、僕もそれはあるんですけど、なぜかっていうとですね、(岡安キャスターに)どうですか?リンカーンというと本当は?」

「そう、その通りで、実はアメリカ合衆国の大統領、現役で暗殺された初めての人がリンカーンなんですよ。だからリンカーン、リンカーンってオバマさんが言うのは、ひょっとしてオバマさんて、自分がこれからやる仕事の末に、つまりリンカーン大統領は奴隷解放やって、南北戦争もやったわけでしょ。それぐらいのすごい仕事の末に、殺されることだって覚悟してるのかなというのが、こうやっぱり伝わってくるわけですよね」

「で、アメリカのメディアも今まさかそんな不吉な話できないから、メディアに出てこないけど、そのワシントンの関係者って、けっこうその話で、ま、持ちきりっていうのは大げさかもしれないけど、ほんとはメールではみんな言うわけですね。で、そのオバマさんの覚悟というもので、やっぱりいちばん最初に彼が意を砕いているのは当然、景気対策のことですよね。今の世界同時不況といわれるやつをどうやって乗り切るか。まずこれを見て下さい」

「で、ここに書いてある雰囲気と、それから日本の報道の雰囲気だと、要は大盤振る舞いをして景気回復をしようとしてるんだというイメージでしょ?ところが実際は違います。というのはね、たとえば300万人を超える雇用を今後数年間の間に創りますと言ってんですが、これちょっとびっくりなぐらい控えめなんですね」

「ええ。というのはね、アメリカのいちばん新しい雇用統計によれば、去年2008年に新たに職を失った人、今までいる失業者、1000万を超える失業者の上に、新たに仕事を無くしちゃった人が実は去年の統計で260万ぐらいいるわけですよ。で、去年といっても本当は10月ぐらいから急に失業者増えてきたでしょ」

「ということは、年末年始考えると、新たに仕事が無くなっちゃった人がもう300万人を超えてるんです、明らかに。ね。ということは、オバマさんはこの300万人超と言ってるのは、今までの失業者は手を出せませんと。新たに仕事を失った人だけ何とかカバーしますと言っただけの、ほんとは控えめな話で、しかも数年間かかるわけでしょ」

「去年仕事を失った人は、数年間我慢しなきゃいけないのかって話だから、ずいぶんこれは控えめな話なんですよ。れからさっきロンドンの話をしましたが、ドルが安くなってるっていうのは本当は円に対してだけであって、たとえばユーロに対してはドルはむしろオバマさんが選ばれてから強くなってるんですよね。強含みと言ってますけど。今、1ユーロだいたい1.3ドルですけど、これがだんだん1.2ドルぐらいになっていく、つまりオバマ効果もあって、僕この『アンカー』でも言ったと思いますけど、ヨーロッパはオバマさんができてすごいなーと。ヨーロッパも本当は人種差別社会だから、アメリカってあれほどひどい差別社会がいざとなったら黒人を大統領にする、すごい新しい希望があるな、ドルはやっぱり行けるんじゃないかという雰囲気まであって、ほんとはもっと強気に出てもいいのに、オバマさんはそうじゃなくて控えめな対策を打ち出してるわけです」

「というのはですね、僕はこの点、オバマさんって人はやっぱりすごい人なのかなと、ひょっとしたらすごいのかなと思うのはですね、僕たちは、僕自身も含めて1929年の世界恐慌って必ず習ったじゃないですか。中学ぐらいで出てきますよね。で、その時にやっぱりオバマさんの民主党のニューディール政策っていうのが成功して、あの世界恐慌から救われたんだというの、僕たち学校で教わったけど、仕事でアメリカに行くようになって、いちばんびっくりしたことのひとつは、そんなこと思ってるアメリカの人は実はいなくて、ニューディール政策は結局失敗したと」

「というのは、アメリカはやっぱり良くも悪くも自由の国だから、政府が仕事を創ってあげるっていうのは結局うまく行かなかったんですと。どうしてそれが最後には世界大恐慌から逃れられたかというと、本当はそのあとに世界大戦が起きたからであって、ほんとは戦争に救われたんだと。で、そういうことを実はオバマさんはちゃんと勉強してて、その大盤振る舞いだけで、つまり公共投資では簡単に景気回復しないってことを考えてるんじゃないか。これも僕だけの感覚じゃなくて、今、ワシントンやあるいはニューヨークで関係者が言ったり考えたりしてることなんですね。そして、じゃあどうするかというと、実は究極の公共投資、究極の公共投資っていうと、ヤマヒロさん何ですか?」

「その通り、戦争なんで、実はオバマ政権に対して日本は、これもひとつの日本の覚悟だと思うんですけど、思い込みは捨てた方がいい。というのは、やっぱりアメリカの民主党というと何となく反戦平和の党というイメージがありますが、そもそもベトナム戦争は、あの民主党のあの明るい希望だったケネディ大統領がやった戦争なんです。それを終わらせたのは共和党のニクソン大統領だと。イメージと違うんですね。そしてオバマ政権はすでにひとつ戦争を始めることを、実はもうはっきりと宣言してます。はい、出して下さい」

「はい。で、この“新”を取るとね、アフガン戦争って今までもあるじゃん、別にオバマさんが始めようとしてるわけじゃないって話になるかと思うんですが、いや、そうじゃないんです。今、アメリカはイラクとアフガン、両方戦争やってて、これじゃどうにもならないから、イラクからですね、オバマさんは今後16カ月以内に兵力を全部撤収すると約束して、実行するでしょうが、その若者たちはアメリカに帰ってこれるんじゃなくて、そのアフガンに行かなきゃいけない。最終的にはアフガンに行かなきゃいけない。さらにそこに3万人も増派するとオバマさんは考えてるらしいですから」(後略)


(私のコメント)
大統領就任式を控えてオバマ人気は高まっていますが、森内閣の不人気の後に登場した小泉内閣を思い出させます。ブッシュ政権ほど不人気な大統領はいなかったから、その分オバマ新大統領に寄せる期待は高い。しかもアメリカの外交内政ともに100年に一度あるかないかの一大危機にあり、外交はイラク戦争でどん詰まりで経済は金融恐慌で一刻を争うような難題が待ち受けている。

だから奥の院は黒人の大統領に任せてダメならリンカーンやケネディのように片付けてしまえばいいと思っているのだろう。アメリカが現代のローマ帝国になぞらえるならば、ローマ帝国の皇帝の多くが暗殺によって権力の座から引き摺り下ろしたように、アメリカ大統領も暗殺やスキャンダルで処分されてきた。

クリントンやブッシュは奥の院の言いなりになったから8年の任期を全うしましたが、オバマ大統領は暗殺を覚悟しているのかもしれません。リンカーンもケネディも黒人の地位向上に力を尽くした大統領ですが両方とも殺されている。だからオバマ大統領が殺される可能性は非常に高い。アメリカとはそういう国なのだ。

日本の総理大臣ならば暗殺する必要は無くスキャンダルをマスコミに泣かせば一発で退陣する。田中角栄首相も文言春秋の記事一発で退場した。奥の院は日本の首相まで自由自在に操る事ができる。安倍、福田、麻生と短命内閣が続くのも奥の院からの圧力をかわすためであり、無理難題を突きつけられると日本の首相は直ぐに辞める。それが暗殺されない唯一の抵抗手段だからだ。小泉内閣が5年半続いたのも郵政民営化の難題を実行したからであり、他の首相なら辞任していただろう。

ヒラリー・クリントンが大統領になれなかったのはネット型選挙に乗れなかったのですが、ネット型選挙によってオバマ大統領が選ばれたが、そうでなければクリントンが人脈や金脈でなれたはずだ。奥の院にとっては誰が選ばれようと同じであり、言う事を聞かせてやらせるだけだ。

だからアメリカがこれからどのような内政外交するかは奥の院が何を考えているかを分析すればいい。ロックフェラーもロスチャイルドも奥の院の一部に過ぎず、表舞台には出てこない。彼らのやり方は世界から優れた人材をスカウトして政治顧問としてアメリカの政権内部に送り込んで指導力を発揮していくのですが、大統領が誰であろうと関係ない。

奥の院にとっては金融恐慌は予想外の出来事であり、アメリカの経済帝国の崩壊を招く事になるだろう。ヨーロッパのユーロも大打撃を負っており、イギリスのポンドは青山繁晴氏によれば1ポンド240円から130円にまで暴落してしまった。しかも店では4割5割の値引きは当たり前で物価は4分の1になってしまった。

つまりヨーロッパやアメリカの繁栄の時代は終わりつつあるのであり、世界の繁栄の中心は東アジアに移りつつあると奥の院も考えているに違いない。だから国際金融資本は中国に集中的投資を続けてきたし、オリンピックや万博を開催して中国を近代国家にすることで繁栄を維持しようと考えている。しかし思い通りにいくのだろうか?

アメリカは1000万の失業者の他に新たに300万人の失業者が生まれて産業は崩壊の危機にある。金融立国の戦略は上手く行くかに思えましたが、強欲な手段で利益追求に走りすぎて思わぬシステムクライシスが起きて金融は機能不全に陥ってしまった。FRBはなりふり構わずドル札をばら撒いているが、後々になって思わぬ弊害が出てドル債はデフォルトするしか方法が無くなるかもしれない。あるいはジンバブエのような5億ドル紙幣が発行されるようになるかもしれない。

青山繁晴氏が言うように1930年代のニューディール政策は成功しなかった。アメリカが立ち直ったのは戦争のおかげですが、アメリカは再び戦争で立ち直ろうとしているのだろうか? しかし現代は核戦争の時代であり安易な戦争は仕掛けられない。奥の院にとっても戦争で儲けられる時代は終わったのであり、イランとの戦争もアメリカにとっては危険な賭けだ。

ブッシュ大統領はいやいやながらもイラク戦争には踏み切りましたが、イランとの戦争では拒否して戦争は行なわなかった。ブッシュ大統領もそのとたんに支持率が低下したのは奥の院の要求は拒否したからだろう。その代わりにオバマ大統領にイラクとの戦争を命ずるのかもしれませんが、拒否して暗殺されるのかもしれない。

青山繁晴氏によればイスラエルのガザ侵攻はオバマに対する圧力であり、イランへの戦争を求める圧力なのだ。イスラエルは崖っぷち国家であり、アメリカに対してなりふり構わぬ工作活動でアメリカを動かしてきたのですが、ブッシュは無能を装って逃げてしまった。アメリカがイスラエルの圧力から逃げれば、イスラエルだけでイランとの戦争に踏み切らざるを得ませんが、アメリカはバックアップするだろうか?

アメリカにとってはイスラエルは狂犬のようなものであり、出来れば逃げたいはずだ。しかし下手な事をすればイスラエルの工作機関は大統領を暗殺するかもしれない。ケネディ暗殺もイスラエルが関係していたという説もあるくらいで、バラク・フセイン・オバマはイスラエルの圧力でイランとの戦争に踏み切るのだろうか?


 

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