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オバマ米大統領：９・１１遺族と懇談 グアンタナモ収容所閉鎖、理解求め
【ワシントン大治朋子】オバマ米大統領は６日、０１年９月の米同時多発テロの遺族らおよそ４０人をホワイトハウスに招き、懇談した。大統領は１年以内の閉鎖を命じたグアンタナモ米海軍基地（キューバ）の「テロ容疑者」収容所について「閉鎖は米国を安全にする」と強調。閉鎖に反対する遺族に理解を求めた。
ホワイトハウスによると、大統領は「私の最も重要な役割は米国の安全を守ること」と主張。収容所閉鎖は容疑者らに迅速で正確な審判の機会を与え、テロとの戦いを「より効果のあるものにする」と約束した。イエメン沖で００年１０月に起きた米駆逐艦に対する爆破テロ事件の遺族も参加した。
グアンタナモ特別軍事法廷は９日、事件の主犯格で国際テロ組織アルカイダの元幹部アブド・アルラヒム・アルナシリ被告の起訴事実の認否を予定していたが、大統領はすべての審理を１２０日間凍結するよう指示した。判事は拒否したが、政権側が５日、訴追を取り下げて裁判を停止させた。
毎日新聞 2009年2月7日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090207dde007030037000c.html
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