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http://www3.nhk.or.jp/news/t10014618481000.html
米大統領 穏健派へ働きかけも
3月8日 14時41分
アメリカのオバマ大統領は、新聞とのインタビューで、対テロ作戦の最前線として重視しているアフガニスタンについて、情勢の安定化を図るため、反政府武装勢力タリバンの中の穏健派グループへの働きかけも検討したいという考えを示しました。
このインタビューは、８日付けのアメリカの有力な新聞、ニューヨークタイムズが掲載したものです。この中でオバマ大統領は、アフガニスタンでの対テロ作戦についてアメリカは勝利を収めつつあるのかと問われたのに対し、「ノーだ」と答え、アメリカ軍が兵力増強を進めているにもかかわらず情勢は好転していないという認識を示しました。そのうえで、イラク駐留軍の司令官だったペトレアス中央軍司令官が、イスラム教スンニ派の武装勢力との対話を進め、国際テロ組織アルカイダに対する掃討作戦への協力を得るなどして、イラクの治安を改善した実績を強調しました。そして、オバマ大統領は「アフガニスタンやパキスタンでも、同様の機会があるかもしれない」と述べ、アフガニスタン情勢の安定化を図るため、反政府武装勢力タリバンの中の穏健派グループへの働きかけも検討したいという考えを示しました。オバマ政権は、現在、対アフガニスタン政策の包括的な見直し作業を進めており、今回、オバマ大統領が示した考え方も新たな戦略として反映されるものとみられます。
- タリバン、米との対話拒否 妹之山商店街 2009/3/08 22:47:02
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