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ガザ攻撃における戦争犯罪、イスラエル兵による告白、彼らはこれを宗教戦争とみなしていた
http://www.asyura2.com/09/wara7/msg/323.html
投稿者 gataro 日時 2009 年 3 月 20 日 19:30:57: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: イスラエル:ガザ攻撃で「無抵抗の市民射殺」 イスラエル兵が証言 投稿者 妹之山商店街 日時 2009 年 3 月 20 日 09:23:06)

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20090320_134118.html

ガザ攻撃中のイスラエル兵の行為に関する軍内部からの証言
2009年03月20日付 al-Quds al-Arabi紙

■ ガザ攻撃における戦争犯罪、イスラエル兵による告白、彼らはこれを宗教戦争とみなしていた

2009年03月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP報道面

【ナザレ:ズハイル・アンドラーウス(本紙)】

ガザ戦争中のイスラエル兵による犯罪行為が明らかになりつつある。ヘブライ国家軍部が、作戦に参加した兵員による証言の掲載を「ハアレツ」、「マアーリブ」の二紙に対して許可したところ、彼らが如何に醜悪な罪を犯したかが明るみに出た。冷血な殺人、財産の破壊、戦争犯罪、人権に対する犯罪の範疇に入るその他の罪状である。

それ以前、イスラエル軍部は自国のメディアにすら、掃討作戦が行われた地域への立入りを禁じ、戦争中に行われたことを隠蔽してきた。しかし、この戦争中のパレスチナ人死亡者の数が、イスラエルによる犯罪の規模を、その直接の証拠を見ないまでも証明している。

そして今、兵員たちが自身の罪を自白し始めた。彼らの証言は、ガザ戦争中行われたパレスチナ民間人の殺戮、見境のない放火、パレスチナ側の所有物に対する意図的な破壊等を明確に示している。

これに先立ち「ハアレツ」紙は、先月、2月の13日に北イスラエルのキリヤット・「オラニム」にあるラビンという軍事教練学校で開かれた会議中の兵員たちによって行われた証言を報道していた。彼らは、同校卒業生であり、イスラエル軍戦闘部隊に所属し実際にガザ作戦に参加している。同紙によれば、戦場からの兵員による証言は、全ての戦線において高度な戦闘時のモラルが維持されたとするイスラエル軍報道官の主張とは数千光年もの開きがある。問題の会議要旨は、今週発行された同軍事教練校卒業生たちによる刊行物に掲載されている。

会議中行われた証言では、パレスチナ人女性とその子供二人に機関銃砲火を浴びせた一件が、ある歩兵部隊指揮官によって述べられる。家族が住む一軒家を彼らは占拠し、その住人たちを一部屋に閉じ込めた後、別の一隊がそこを拠点とするため入った。数日後、家の住人を退去させよとの指令が来たため、そのようにして、住人たちには家を出たら右へ向かえと命じた。ところが彼らの内一人の女性とその子供二人は左方向へ向かった。一方彼ら(イスラエル軍)は、その家屋の屋上に機関銃とともに配備されていた兵員に、住人を退去させよとの指令を伝えるのを忘れていた。

指揮官の発言によれば、この兵士は指令に忠実に対応した。つまり、警戒ラインを超えて女性と子供が接近してくるのを認め、即座に引き金を引いた。指揮官は、指令に則し任務を実行したその兵士に良心の呵責があったとは思えないと述べた。パレスチナ人の生命は自軍の兵員の生命ほど重くないというムードが兵士たちの間で支配的であり、そのように思うことで何とか事態を乗り切っているのだとも同指揮官は言う。

ハアレツ紙が掲載する別の部隊指揮官の証言によれば、ある小隊指揮官は、占拠した家屋から100メートルほどの道路を歩いていた高齢のパレスチナ人女性への発砲を命じた。(中略)ガザ中心部に存在するのはすべてテロリストであるので殺害せよとの指令があった。また、アラブに死を、などと壁に落書きする、パレスチナ人家族の写真を撮り、彼らに唾を吐きかけたり、彼らが存在したことを想起させるものを全て燃やす等の行為が行われたとも述べている。証言者の指揮官は、彼らは単にそのような行為が可能であったからしたまでで、イスラエル軍がモラルの面で堕落していることが問題の中心にあると述べた。

同紙が伝える上述の軍事教練校での会議中、ある指揮官は、自軍から離れた所にいた高齢のパレスチナ人女性を殺害せよとの指令に従ったと証言した。ここで教練校の校長が証言者に質問している。「なぜその人物に発砲したのか?」指揮官が答えたところによれば、「それがガザではすばらしい点です。ある特定の道を通りかかるなら誰でも、武装していなくても、発砲して良いのです。我々の場合それがその高齢の女性であった。指令を受けた時点で彼女が武装しているとは認められなかったが、常に自殺攻撃者に警戒せよと言われていました。」

更にある将校は、イスラエル軍がガザ市へ入る攻撃の最終段階について証言している。自軍を防衛するため可能な限り数多く発砲し住民を殺害せよとの指令があった。また、作戦の開始段階で彼らが受けた指令は、家屋に侵入せよというもので、その際は装甲車により門の下部を破壊し、内部に入ってから発砲を開始し階ごとに確認の上、屋上に到達しなければならない。

屋上へ至るには階ごとに出会う人間に発砲しなければならず、この指令は論理的でないと思ったが、上層部がガザに残る者は全てテロリストとみなしていたのでこのようなことが許されたのだろう、自分にはよく分からないがと、証言者は述べた。

また、この証言者は以下のように述べる。

「ガザに残っていると言っても彼らには逃げる場所もなかった。それなのに逃げなかったのが悪いとされる。この指令を何とかしようとして、家屋へ入ったらラウドスピーカーを用いパレスチナ人に退避のため5分間の猶予を与え、その後逃げられなかった者は殺害すると告げる、との方針にした。ところが、それを配下の兵員に伝えたところ激しい反発にあった。ガザ市にいるのは全てテロリストであり我々は彼らを殺害しなくてはならないというのが兵士たちの主張であり、抑制を説いたが結果は無駄であった。彼らはガザでは何でもできると考えていた。」

木曜(19日)の「マアーリフ」によれば、本日金曜、イスラエル商業局の10チャンネルが、映像と音声による兵士たちの証言を放映する。それらは、占領兵が女性や子供を殺害し財産を破壊したことの証拠となる。また、ユダヤ教のラビたちが、可能な限りムスリムを殺戮せよと兵士たちに指示していたことにより、この戦争中のムードが概して宗教戦争の様子を呈していたことなども明らかになるだろう。

※3月20日付英インディペンデント紙も本件をトップで報道
原文をMHTファイルで見る

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(翻訳者:十倉桐子)
(記事ID:16030)

 

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