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拉致 左右の垣根を超えて・1(超左翼おじさんの挑戦)
http://www.asyura2.com/09/wara9/msg/169.html
投稿者 gataro 日時 2009 年 5 月 29 日 17:54:16: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: 北朝鮮の核実験と元「家族会」蓮池透氏が協調路線に変節した深い理由 (日刊サイゾー) 投稿者 passenger 日時 2009 年 5 月 29 日 15:16:28)

http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-4.html から転載。

拉致 左右の垣根を超えて・1(超左翼おじさんの挑戦)

これまでもちょっとだけ報告したことがあるけれど、いま、蓮池透さんの本をつくっている。拉致被害者である蓮池薫さんのお兄さんで、「家族会」の事務局長を長くやっておられたから、よく知られている。

 その蓮池さん、現在は、「家族会」とは距離を置いている。制裁一辺倒で北朝鮮の政権打倒論に傾く現在の路線に違和感を感じたからだ。

 私から見ると、これまで、その蓮池さんご自身が右翼的な潮流の頭目かと思えてきた。実際、本人が、そう思われて当然だと考えておられる。自衛権を発動して被害者を助けろと主張したこともある。

 ただ、当時から、いろいろ悩んでおられたようだ。最初に蓮池さんが書かれた本は、『奪還』(新潮社)だが、その文庫版あとがきには、以下のようにのべられている。

 「われわれの運動の中では経済制裁はそれ自体が目的ではなく、あくまで救出のための手段であるという位置づけであるべきです。それが一部、経済制裁が目的化しているように感じられるのは非常に残念なことです」

 転機になったのは、ある日の集会だそうだ。いつもは先頭を歩く集会後のデモで、最後尾に回ってみたら、そこには右翼の宣伝カーがぴたっとついていた。そして、車から流れ出る言葉が、自分たち「家族会」の方針と同じものだった。大きな衝撃を受けたという。

 去年の秋、その蓮池さんにはじめてお会いし、本の執筆を依頼した。立場が以前と異なるとはいえ、左翼出版社から本を出すとなるとバッシングも予想されるし、躊躇するのではないか……

 そう考えた私は、まず、私が2年ちょっと前に入社して最初に編集した本をお渡しした。『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』である。そうして、重要な問題では、立場の違いを超えて連帯しようという立場で本作りをしていることを説明した。

 その上で、こんどは、私が書いた本をお渡しした。『平和のために人権を 人道犯罪に挑んだ国連の60年』だ。北朝鮮の人権問題をどのように重大なものとしてとらえているか、個人としての立場も明らかにした。

 その一カ月後、再びお会いし、了解していただいたのである。これから、ときどき、予定の本のエッセンスを紹介していきたい。

 なお、この記事のタイトルが、本のタイトルにもなる予定。ご意見をいただければうれしいな。

 

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