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セラヤ「イスラエルの傭兵が私を殺そうとしている」！（エル･パイス紙）
スペインの最大手日刊紙エル･パイスは、クーデターで追放され現在ホンジェラスの首都テグシガルパのブラジル大使館に「亡命」している、ホンジェラス大統領マニュエル・セラヤの告発を伝えています。
全訳の時間がありませんので、見出し部分の対訳と、要旨をお伝えします。
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http://www.elpais.com/articulo/internacional/Mercenarios/israelies/ultrasonidos/suicidios/fingidos/elpepuint/20090924elpepuint_7/Tes
La crisis hondureña
ホンジェラスの危機
Mercenarios israelíes, ultrasonidos y suicidios fingidos
イスラエルの傭兵、超音波、そして自殺を偽装
El presidente depuesto de Honduras, Manuel Zelaya, denuncia ser víctima de cuatro planes del Gobierno golpista para acabar con su vida
ホンジェラスを追放された大統領、マニュエル・セラヤは、自分はクーデター勢力による４種の殺害計画の犠牲者だ、と告発
PABLO ORDAZ | ENVIADO ESPECIAL a Tegucigalpa 24/09/2009
２００９年９月２４日 テグシガルパ 特派員 パブロ・オルデス
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本文はスペイン語なのでお分かりになれないでしょうが、その記事の要点だけをまとめてみます。
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ブラジル大使館に立てこもって３日目のマニュエル・セラヤは、ロベルト・ミチェレッティ政権が自分を殺し自殺と見せかけるために、極めて高度なテクニックを使った４種類の計画を持っていると告発した。
彼は、自分が決して自殺をしないことを国際社会に向けて宣言すると語った。
その計画について、「毒ガスと有毒化学物質」を準備した軍と警察が大使館に接近していること、「イスラエル人傭兵グループ」がすでに配置されていること、「人間の脳に影響を与える超音波を発する電子装置」が設置されていることを挙げた。また警察が大勢の市民を逮捕し少なくとも１０名を殺害したと語って非難した。【記事要点、ここまで】
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記事の後半は、クーデター時の様子やその後の展開についての内容になっています。この記事には、ビデオで同様の内容を告発するセラヤ自身の声（ＣＮＮとの電話インタビュー：ただしスペイン語）が聞けるようになっています。彼は間違いなく「イスラエルの傭兵」と発言しています。
一方でスペイン紙エル･ムンドは、現政権による殺害・自殺偽装計画を告発するセラヤの声を挙げていますが、具体的な手段については（少なくともウエッブ版には）書かれていません。またエル･ムンドは、欧州連合（ＥＵ）と米州機構（ＯＡＳ）が、セラヤを援助するためにホンジェラスから引き揚げさせていた各国大使を、再び同国に戻すことを決定したと伝えています。これはニューヨークにいるスペイン外相モラティノスと米州機構のインスルサによって発表されたことです。
しかし、ホンジェラスの現政権がブラジル大使館を、いかなる手段であっても、攻撃するとなれば、これはブラジルに対する敵対行為でもあり、ブラジルとホンジェラスの戦争にまでなるような話だと思うのですが、そこにイスラエルまでが絡むとなると（米国は当然）、少々面倒なことになりそうです。
ことの進展が注目されます。
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