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拉致邦人の解放確認急ぐ イエメンの日本大使館
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111801000041.html
【サヌア共同】イエメンの首都サヌア近郊で１５日、地元部族民に日本人男性（６３）が拉致された事件で、在イエメン日本大使館は１７日深夜（日本時間１８日早朝）も男性解放の確認作業を続けた。男性の身柄は既に交渉関係者の下に移されたとみられるが、大使館は直接男性と面会し、早期に解放を確認したいとしている。
一方、交渉関係者は、収監されている犯人の親族の釈放を政府と協議すると文書で約束したことで、解放交渉が大きく進展したと明らかにした。
男性は、国際協力機構（ＪＩＣＡ）の教育支援プロジェクトに従事していた東京都のコンサルタント会社社員。サヌアから北に数十キロ離れたサヌア州アルハブの小学校建設現場に車で向かう途中、武器を持った数人の男に止められ、そのまま拉致されていた。
部族長や地元行政、警察当局者らによる解放交渉の結果、日本大使館に１７日、イエメン当局から解放の連絡が寄せられた。男性は解放後サヌアに向かったとの情報も流れたが、同日深夜までサヌア到着は確認されなかった。
2009/11/18 06:35 【共同通信】
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