★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 402.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「受注は小沢ダム」大久保被告が西松に念押し(読売新聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/402.html
投稿者 そのまんま西 日時 2009 年 12 月 19 日 01:41:23: sypgvaaYz82Hc
 

「受注は小沢ダム」大久保被告が西松に念押し(読売新聞)


 「西松が受注したのは小沢ダム」――。


 西松建設から小沢一郎・民主党幹事長側への違法献金事件で、政治資金規正法違反に問われた小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)の公判が18日、東京地裁で始まった。大久保被告が公共工事受注の見返りとして、露骨に献金を要求していたエピソードを紹介する検察側。検察側が「ダミー」とする団体は「ちゃんとした政治団体」だったと強調する弁護側。政権与党の中枢に座る小沢氏の元「金庫番」を主役とする法廷は、序盤から双方が火花を散らす展開となった。

 ◆ダミー性◆

 大久保被告は午後1時27分に入廷。登石郁朗裁判長から職業を尋ねられると、「国家公務員です」と張りのある声で答えた。大久保被告は逮捕後も小沢氏の公設第1秘書を辞めずにいる。

 罪状認否では緊張のため話す内容を忘れたのか、10秒余り沈黙。その後、「あくまで政治団体からの寄付で、政治資金規正法に違反するとは全く考えていなかった」と述べ、起訴事実を否認した。

 続いて検察側は冒頭陳述で、小沢事務所では、西松建設がOBを代表として設立した二つの政治団体からの寄付を、西松建設からの寄付として取り扱っていたと主張。大久保被告が2006年に同社に出向く際に、前年の献金実績について、「西松で1300(万円)」と記し、「内訳」として両団体の名前などを併記した書面を別の秘書から受け取っていたと指摘した。

 証拠説明では、大久保被告の供述調書を朗読し、両団体について、大久保被告が捜査段階では、「実態は薄々察していた。法の網をかいくぐったダミーであり、トンネルに過ぎないと思っていた」と述べていたことも明らかにした。

 これに対し、弁護側は冒頭陳述で、大久保被告が03年暮れ頃、総務部長に献金を依頼した際、両団体について「どんな団体ですか」と尋ねたところ、「二つとも政治団体で、ちゃんと届け出もされている」との説明を受けたと主張。「法律に従った、ちゃんとした政治団体で、実体もあると認識していた」と述べた。

 ◆天の声◆

 検察側の冒頭陳述は、大久保被告が受注業者に西松建設を指名する「天の声」を出していたことも指摘した。2005年頃には、岩手県発注の遠野第2ダム建設工事について、大久保被告が、西松建設の担当者から陳情を受けた際、「よし分かった。西松にしてやる」などと了解を与えていたとした。

 供述調書の朗読では、小沢事務所と西松建設の関係も描き出した。同社東北支店の担当者の供述調書によると、同社は業界の「談合決別宣言」をきっかけに小沢氏の選挙応援を控えるようになっていた。同社が06年に岩手県内の胆沢(いさわ)ダム工事を受注した直後、担当者は大久保被告から非難され、「最近、西松は協力してくれないな。西松が受注した胆沢ダムは小沢ダムだ。そのことを忘れず、今後も協力してくれないと困る」と強く迫られたと供述していた。

 また、国沢幹雄元社長(71)(政治資金規正法違反などで有罪確定)は、以前は金丸信・元副総理を通じて国会議員に工事受注の要請をしていたが、金丸氏が1992年の5億円違法献金事件で力を失ってからは、東北地方で強大な影響力を持つ小沢事務所に、多額の献金をするようになったと供述していた。

(2009年12月19日01時11分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091219-OYT1T00090.htm?from=navr  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2009年12月19日 03:10:42
この事件の報道を見て感じるのは、しょうもない事を争うのに別の事を持ち出してどうするのとの思い。検察の起訴事実を認めた人物の証言は、被告人が否定している時に証拠足りえるのや否や。特に収賄罪において、証言のみで、それを裏づけるものがなければ。証言のみでしょっぴけるならば、気にくわねえ野郎をいつでもしょっ引ける事になってしまう、運用の恣意性が無限にある事に気づいて欲しい。公権力からの市民の有する自由への侵害にしか見えない。権力が移れば、同じ構造で次は誰が同じ目にあうのか。そのように思いは未来をみるだろう。経済的な安心感が乏しくなっている現在、濡れ手で粟の巨悪像を作り上げれば、支持を受けると思っているのならば、それは、間違いだ。仮に巨悪であろうと物証がないならば、証言のみで論理構成をするのは社会的な安心感の喪失につながるだろう。なぜなら、物証なく証人の言のみで、誰もが起訴されてしまう社会を想像してしまうから。密告によって逮捕されてしまう社会との違いはなくなってしまう。

02. 2009年12月19日 03:29:40
痴漢事件みたいな裁判です

03. 2009年12月19日 06:22:29
職務権限がないのに贈収賄が成立するわけはない。
西松の政治団体が政治献金をしており、その団体はある。
自民党の老人達は修正で終わり(供託したお金はどうなったの?)。
検察は、形式犯で修正したら終わりの事件をそうして大きくするのか?
検察はそれを論告すべき。
詳しくは、郷原さんの分析通り。

04. 2009年12月19日 07:53:41
証拠が「天の声」だけじゃな
裁判になるのかな

05. 2009年12月19日 09:16:29
天の声って、呪文みたいなもの?
オカルトの世界?
立証できるの?

06. 2009年12月19日 10:21:14
地球は宇宙空間の一点に浮かんでいるから、天の声は上下左右どっちからでも天ということになる。 天の声はどっちからの声なのかね。 暗黒星雲当たりの方からの声を指すのかね。 証拠・証人調べもちゃんとやらずに有罪にしてしまったのが日本の司法だから、今度はどんな判決になるかが見ものではないか。 こないだの天皇の国事行為について偉そうな異見を述べ立てた学者さんもいるから、公正な裁判になるかどうか。 形而上的な判決が出てきたら笑ってはいられないだろう。 N.T

07. 2009年12月19日 10:33:32
争っているのは「政治資金収支報告書虚偽記載」であって「収賄」ではない。
検察があれこれ証拠だといって出しているのは「収賄」の状況証拠(にもならないようなガラクタ)である。

結局、検察は「小沢はこんなにも悪いやつなんだ。」と世間に印象付けたいだけ。
不毛の裁判だ。


08. 2009年12月19日 11:58:44
腐った検察は国民から大きなしっぺ返しがあると思った方がよいだろう!

09. 2009年12月19日 13:00:20
これは自民党代議士の事件なら、どう見ても有罪だという意見が多いだろうのに、
なぜかここが工作員宣伝の場所になってからは無罪だとか言い出す奴ばっかり。

たとえ国策捜査だろうと、ちゃんと有罪になるような弱みを掴まれていることは事実なんだから、駐車違反で捕まった奴が文句言うようなものなのに。


10. 2009年12月20日 20:25:57
>09
だから、有罪になるような法的事実も証拠もないから、「天の声」とか収賄まがいの印象をさせるような証言しか検察が出せてないって事。
政治資金規正法をキチンと読んだ方が良いですよ。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。