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アメリカの国家財政とアメリカに蓄積された富とは別物。
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/443.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 12 月 20 日 00:19:33: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 国家破産を口にし始めたオバマ。 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 12 月 18 日 20:31:10)

 皆さん、公的な財政と私的な財産を勘違いというか混同というか、現実を間違って解釈されていますよ。サブプライムローンの問題も、サブプライムローン組み込み証券を世界中に高値で売って儲けたのはアメリカ資本。おまけに、サブプライムローンが土地バブルがはじけて値下がりしたとき、2割とか3割という破格の安値で買戻しをやったのもアメリカ資本が多い。つまり、彼らは、行きと帰りのダブルで儲けたことになる。

 人口構成も高齢化というにはまだまだだし、人口減少には程遠い状況で、国内資源にも恵まれ、アメリカの国家財政の悪化など、本気でやる気になればいろいろな方法で簡単にチャラに出来るでしょう。

 アメリカ資本の蓄積がどの程度になっているか、数値としては分かりませんが、世界の富の何割という規模になっているはずであり、アメリカの力が衰えてしまうと考えるのはあまりに表面的な見方だと思います。

そして、それだけに、オバマ大統領には公的な最高権力者として頑張っていただきたいと思います。アメリカがその強欲を多少でも抑制し、きちんと世界のことを考えて行動すれば、かなりのことが出来るのですから。  

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コメント
 
01. 2009年12月21日 00:58:32
国際資本が儲けたこととアメリカ国家とはまつたく別計算でしょう。調べてみれば簡単に判ることですがアメリカの経済システムの問題でしょう(実業では儲けてない)

基軸通貨としてのドルを徹低的に膨らませ浪費することでバブル景気を創ってきたのですから(実業をそだてることなく、いわばサラ金で借りるのと同じ)十数%のスパー金持ちはもつと金持ちに、7割がたは奈落のそこに落ちたままでしょう。国の興隆は資本の充実だけではありません。大部分の下層が中流に上昇する時に大きく成長します。

国力ということでは中流以下が壊滅状態ですので立て直しには5年以上、悪ければ10年くらいはかかります。まあ100年掛けても駄目かもしれんし。

20年代の大恐慌のときもそうですが、市場に資金を導入しある時点で元利ともどもそれを回収します。それが恐慌です。

世界を大きく貸し方、借り方に分ければバランスシートは+−0のはずですが、
大恐慌とは資本がある一部に偏り(私は出資者の回収と見ていますが)、世界中でマイナスすることです。

回収された資本はまた儲け市場が見つかれば出現してきますがもうアメリカにあらわれることはないのでは?と私は思ってマス。

投稿者の目のつけどころは悪くないのですが(誰かが儲けてると)、例えばゴールドマンサツクスが巨額の利益を隠してもそれは米国国家の資本にはならないのです。その資本は海を超え中国や日本(日本にはもうこないでしょうが)、または欧州に行きます。アメリカには貧しく疲労した国民がいるだけです。

いまアメリカではヘリコプターベンが空からドル紙幣をばら撒くように無尽蔵にばら撒いてますが、それでも事態は改善しません。国内の不満はオバマへむかつてます。あとは戦争くらいしかありません。

また精算はしない、できないでしょうが中国、日本、サアウジアラビアが引き受けた国債だけでも天文学数字です。

投稿者のいう資本の蓄積が何を指してるかわかりませんが国家としてのアメリカに資本の蓄積はないでしょう、優良国家アメリカは国際資本、軍産複合体、イスラエル系金融、イギリス不良貴族に食いつぶされた結果です。

残ったのは国境を越えた少数の超大金持ち、荒廃した国家、上がることの無い大部分の超貧困層、国民が車を買う、家を建てる、その力が国の原動力です。

表面的ではなく探れば探るほど米国の経済の絶望が明確になります。

鍵はFRB(中央銀行システム)にもあるようです。大国を労無く利を吸い取る魅力的な制度です。その株主の70%が欧州系の銀行だそうです。


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