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http://mainichi.jp/area/aichi/news/20091219ddlk23100140000c.html
求職者アンケート：失業半年以上４０％ 雇用保険、未加入と給付切れ２８％ ／愛知
県労働組合総連合（愛労連）は、県内８カ所のハローワーク前で行った求職者アンケートの結果を公表した。失業して半年以上の人が４０％に上り、雇用保険の未加入と給付切れの人は計２８％にも達していた。愛労連は、年末にかけて雇用保険給付切れの人がさらに増えると見て、２０日に失業者対象の「年越し 労働・生活相談会」を実施する。
アンケートは１１月１８日に行い、３３５人から回答を得た。年代では５０代男性が６５人で最も多かった。退職理由は「経営不振」が２２％で最も多く、次いで「一方的解雇」１５％。「退職強要」も９％に上った。失業期間は「３〜６カ月」と「６カ月〜１年」がともに２６％で「１年以上」が１４％だった。高齢になるに従って失業期間は延びるという。
雇用保険は、給付期間が過ぎた人と未加入がともに１４％。派遣切りが増えた今年３月に県内で雇用保険の給付を受け始めた人は１万７５０１人に上ったが、愛労連は「雇用期間が短いため給付が切れ始めている人が多い」と懸念する。
「切実に求めているもの」を複数回答で聞いたところ、「再就職口の確保」２７％、「雇用保険給付延長」１５％、「税金の免除基準緩和」１３％−−などが多かった。愛労連への相談も今年１月から１１月末までに２０５５件を数え、前年１年間の１４６３件をすでに上回り、年末に向けて増加傾向という。
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失業者相談会は２０日午後１〜３時、名古屋市中区栄の久屋大通公園・希望の泉前（三越斜め前）で受け付け。雇用保険のほか生活保護や医療の相談も可能。労組役員や弁護士ら専門家が対応する。問い合わせは愛労連（０５２・８７１・５４３３）。【黒尾透】
毎日新聞 2009年12月19日 地方版
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