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怖い : 公訴権の乱用って、警察国家へ通じるものだと思う
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/496.html
投稿者 トラトラトラ 日時 2009 年 12 月 20 日 21:06:13: EomS3dq/QiusU
 

---------ここから、引用

「公訴権の乱用」…西松献金初公判、冒頭陳述<4>
 ◆弁護側の冒頭陳述◆


 大久保被告の弁護側の冒頭陳述の要旨は以下の通り。

 ◆二つの政治団体の献金額

 (西松建設のOBが代表だった)新政治問題研究会と未来産業研究会はそれぞれ設立から解散までに4億2670万円、5153万円の寄付などを行っているが、その多くが小沢氏以外の政党や政治団体向けのものだ。2003〜06年に両団体が陸山会などに行った寄付は3500万円。同じ期間に他の政治団体などが受け取った寄付などは約7860万円で、陸山会などへの寄付が突出しているとは言えない。

 ◆公訴権の乱用

 過去に政治資金規正法違反のみで起訴された事件は、弁護人の知る限り、すべて寄付を受領したのに収支報告書に記載しなかったという裏献金やヤミ献金のたぐいであり、ほとんどが1億円を超えている。本件は、寄付自体は収支報告書に事実の通り記載しているにもかかわらず、寄付者の記載が正しくないとして刑事責任を問われているという点で、裏献金とは性質を異にする。金額という点でも、従前の起訴例と比較して異例だ。

 大久保被告は今年3月3日の出頭直後に逮捕、拘置され、任意の事情聴取が行われず、強制捜査で証拠保全が図られた。一方、2団体から寄付を受けている他の(政治家の)政治団体などはそもそも捜査対象にされず、現在も不問に付されたままだ。

 ◆ダミー団体ではない

 新政治問題研究会と未来産業研究会は、それぞれ政治資金規正法に基づいて設立届を提出し、受理された。事務所の賃借料も支出し、西松の資金とは区別される資金を保有。会員の加入は西松従業員の任意であり、会費も、上乗せされる賞与支給の前に支払いをしていた者が多数いた。両団体の資金が西松の資金と評価することはできない。

 ◆談合関与の事実なし

 検察官は小沢氏の元秘書が2000年6月まで東北地方の公共工事受注の決定権限を有しており、それ以降は大久保被告が引き継いだと主張するが、元秘書は同月に衆議院議員に選出されてから小沢氏の事務所と一線を画しており、実際の引き継ぎもなく、大久保被告が元秘書の地位を引き継ぐことはなかった。

 大久保被告は、03年6月以降にようやく建設会社などからの陳情の窓口として認識されるようになったものの、受注への力添えを依頼されても、実際に何かできるわけではなかった。

 ◆ダミー性の認識なし

 小沢氏の事務所は、毎年、前年度実績に基づいて寄付を依頼しており、(西松建設側と)寄付金額を取り決めた事実はない。寄付先も、西松側の意向で変更しており、小沢氏の関係者が依頼したことはない。

 大久保被告は、2団体は西松が紹介してくれた団体だと認識し、03年暮れ頃、寄付の依頼を初めてした時、西松幹部から「ちゃんと届け出もされている」と説明を受けた。2団体の資金の管理や帳簿の作成を行っていたのが西松の元従業員であったことや、原資の調達などの内部事情は全く認識していなかったし、知りうる立場になかった。

(2009年12月18日23時24分 読売新聞)

------- ここまで、引用

いろいろ問題点多数の裁判ですが、
私は”公訴権の乱用”が一番怖いです。

みなさんは、どう思いますか。
いままで、いつもどおりにやってきたこと、
周りのみんなが、普通にやっていること、
何の気にも留めずにやっていたことで
突然、逮捕され、極悪人のごとき報道をされたら。
それも、権力闘争のために。

この裁判の結果次第では世の中どうなるのか。
検察に対するデモ行為、国民一人一人への猜疑心の蔓延、
検察に対する恐怖感、それとも、無力感か。
 

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コメント
 
01. 2009年12月20日 21:33:28
今のところでは公訴権の乱用が、小沢攻撃以外の目的で行われる事は無いだろう。 ただし今のところはであって、検察の公訴権乱用が軽く見られるなら、もっと悪質化する可能性は充分にあると思っている。 現状なら見逃しても構わないと思っている訳では勿論無い。 問題は彼らが何故このような危険な行動に出てこられるのかと言う点にある。 自民党が政権を握っていた頃のことなら、まだ身の安全が守られると思っていてもおかしくは無い。 しかし今度の小沢攻撃には、政権与党の支援は無いことが判っていての話である。 マスコミとの連携が彼らにとっての頼みになるのだろうか。 いくらマスコミがかばってくれると思っていたとしても大胆に過ぎるのではないだろうか。 では誰が彼らの頼み綱なのだろうか。 他の官庁の官僚がかばってくれると信じているのだろうか。 多分答えは違うのだろう。 検事総長・裁判所判事・高裁・最高裁判事などの司法全体がそれにあたると信じているだろう。 それが当たりであれば判決も有罪と言うことか。 N.T

02. 2009年12月21日 01:15:25
NT氏に触発され投稿する。脈絡のない文章になるがお許しを。司法全体の絡んだ出来レースとの指摘に、そのように分析せなばならぬかとの思いをあらたにしている。なんとなれば、立花論文にみる月刊文芸春秋の編集者の矜持のなさ加減、と朝日新聞における、ロッキード検事のH氏の言説を天の声のごとく崇める編集方針と、から受けた違和感が氷解したので。正統派ジャーナリズムは司法と対決を避けたいのが本音。という事で、地裁・高裁の裁判長にあたった人は判決を書いて、司法界を引退しなさいという筋書きになるのでしょう。最高裁の判事にするわけにもいかんし、さりとて、弁護士活動されても困るしですから。

03. 2009年12月21日 11:00:32
最近、頭狂痴犬(東京地検)特捜部=GHQ傀儡の怪しげな動きが、やけに気になる。経済破綻確実進行中のアメリカ(国際金融資本)が影で動いているのか?
それも、整合性に乏しい。メディアの混乱・誤報・捏造が政治・経済・社会・国際等多岐に亘り、アメリカ有力紙とも乖離してきている。これは、今までに無いパターンだ。痴犬と云いメディアと云い、その狼狽ぶりはどこに向かおうと云うのか。
やはり、歴史的大転換点に怯え、経済的に疲弊して、影響力を委縮しつつあるアメリカへの再興願望なのか!今までの分析では、解明が難しい。サーフィンをしてこよう。

04. 2009年12月21日 16:29:53
そもそも政治資金規正法によって、正規に届け出られているこの小沢・西松献金問題が違法なのか、という民主党からの問いかけに所管する総務省も法務省も見解を示さず(示せず)逃げ回っていることが全てを物語っている。

 またいつの間にか二階の全く違法なサンズイに通じるヤミ献金問題も立ち消えになった、検察審査会も不起訴不当の審判をだした。

 検察の行為に国民が疑問を感じるのは当たり前です。


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