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特集「小沢一郎」その1―魚住昭(魚の目)
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/548.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 21 日 23:13:30: twUjz/PjYItws
 

http://uonome.jp/feature/ozawaichiro/735

特集「小沢一郎」
その1

NEW!2009 年 12 月 21 日 魚住 昭

 小沢一郎幹事長の「知恵袋」といわれる平野貞夫氏と話をしていたら、彼が「政権交代に最も貢献したのは検察ですよ」と言い出したので驚いた。
「(今年3月の)大久保隆紀秘書逮捕がなかったら二四〇議席を巡る戦いになっていたはずです。大久保逮捕で自民党と検察のやり方に強い不信感が生まれたからこそ、三〇八なんて異常な議席がとれたんです」
 と平野氏は解説してくれた。なるほど、言われてみればその通りだ。国民は検察の強引なやり方に民主主義を崩壊させる危うさを感じとった。その危機感が民主党圧勝のバネになったのは間違いないだろう。
 検察もとんだ計算違いをしたものだ。だが一度失敗したからといって、そのまま引き下がるほど検察は甘くない。私は共同通信の記者時代に検察担当だったから、特捜検事たちのプライドの高さをよく知っている。
 彼らは自分たちほど頭が良くて公正で、国家に有益な人材はいないと思っている。政治家は腐敗していて国を誤らせる。だから自分たちが正義のメスを振るって、政界を浄化しなければならぬ。それに楯突く奴はどんな手段を使ってもぶっ潰す!
 そんな特捜検事の心理からすると、政権与党の中枢に居座る小沢氏は許せない存在だ。となると、やるべきことは一つしかない。小沢氏の悪事を暴き、彼を失脚させることである。
 実際、特捜はこの数カ月、水谷建設(三重県のサブコン)から小沢周辺への金の流れを執拗に追跡していた。その動きを最初に報じたのは共同通信だ。十一月十八日、こんな内容の特ダネ記事を配信した。
「水谷建設の関係者が小沢幹事長側に『2004〜05年、計1億円の現金を渡した』と特捜部の調べに供述していることが分かった。小沢氏関連政治団体の04、05年の政治資金収支報告書には、該当する寄付などの記載は見当たらず、供述通りなら裏献金の疑いもある」
 西松建設事件で問題になったのは政治資金収支報告書に記載した「表」の献金で、しかも額は3500万円だった。だが今度は「裏」献金で1億円だ。もしこれが事実なら、小沢幹事長の政治生命は危うくなる。
 私は講談社の雑誌『g2』に掲載される「小沢一郎論」を書き終えた直後だったこともあって、『共同』情報が事実かどうかの検証作業を始めることにした。結論はまだ出ていないが、現段階での私の感触を言うなら、この話はクサい。謀略の臭いがする。
 小沢という政治家は、田中角栄元首相や金丸信元副総裁の末路を側で見てきたから、金の扱いには極めて神経質だ。筋ワルの企業から1億円の裏金をもらったらどうなるか。それは彼自身が一番よく知っている。
 彼に内緒で秘書たちが受け取った可能性も、小沢事務所の厳重な資金管理システムを考えると、まずあり得ない。
 おそらく脱税で服役中の水谷建設元会長のホラ話に検事が飛びついたのだろう。それだけ小沢憎しの感情が特捜部内に充満しているということだ。
 ロッキード事件(一九七六年)以来、田中―竹下派は検察の最大の標的だった。リクルート事件で竹下内閣を倒したのも、金丸元副総裁を逮捕して経世会を分裂させたのも、鈴木宗男・元官房副長官の逮捕で小泉政権の基盤強化に貢献したのも検察である。検察は旧田中派に手を突っ込むことで日本の政治の流れをコントロールし てきた。
 その田中派出身で、脱官僚(つまり検察を頂点とする霞が関ムラの解体)を目指す小沢氏が検察捜査のターゲットになるのは歴史的な必然と言っていい。
 検察VS小沢戦争の第2ラウンドがこれから本格化する。私の見立では検察が勝てば、民主党政権は重石を欠いて空中分解する。逆に小沢氏が勝てば、検察は実質的な国家の主導権を失う。いずれにせよ、日本の針路の分岐点になることだけは間違いないだろう。(了)
 
(以上は週刊現代連載『ジャーナリストの目』第1回を再録したものです)

 

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コメント
 
01. 2009年12月21日 23:32:40
政治家に金はつきものだ。
これは金を心底憎む私でさえ、理解するし、納得する。
これだけ天下の検察が血眼になって、追い落とそうとするのにこんな訳の分からない献金問題しか出てこない。

ここまで公明正大がまかり通る大物政治家はほかにいるだろうか?
いったいどれだけ政治力があるというのだろう。

一庶民の私は、その一点のほうが献金よりむしろ気になる。


02. 2009年12月22日 09:59:52
悪を摘発するのが検察の本務であることは誰だって理解している。 問題は法の適用は公正なものでなくてはならないという点にある。 今の検察のやり方に不審な点があると思われているのは、明らかに公正さを欠いているということではないか。 別に民主党の方を一つ摘発したら、自民党の方も一人問題にしてバランスをとるということを要求する話ではない。 政治資金報告書に不実記載があったことを問題にしていて、公判ではあたかもダム建設工事の談合を取り仕切っていたごとくに発言し、それが巨悪を摘発している検察の自己宣伝のごときものになっているから批判される。 汚職の摘発は検察としてやらねばならない義務であるが、それは法に基づいた公正な方法によるべきである。 司法の独立が容認されるのは、それに携わる人間が公平で不法な行為を行わないという前提があることを忘れてはならない。 自分だけが正しいと主張するのは、少なくとも検察官という職業に従事する人間にとっては独善的で危険な考え方ではないか。 N.T

03. 2009年12月22日 13:50:07
この記事も矛盾している。
『そんな特捜検事の心理からすると、政権与党の中枢に居座る小沢氏は許せない存在だ。』って西松問題は野党の代表時代のことだろう。
検察が正義感で動いているなんて、どうしたらそう思えるのか。ジャーナリストも大したことないね。

04. 2009年12月23日 13:54:46
特捜の検事が「自分たちほど頭が良くて公正で、国家に有益な人材はいないと思っている」としたら「うぬぼれもいい加減にせい」ですね。ましてや「自分たちが正義のメスを振るって、政界を浄化しなければならぬ。それに楯突く奴はどんな手段を使ってもぶっ潰す!」と本気で思っている連中ばかりなら、全員国家公務員法第96条と第102条違反で、特捜検事を解雇しなければなりません。このような精神に育てた組織・機関、つまり特捜も解散させなければなりません。

特捜検が考える「正義のメス」など、国民の主権に比べれば「屁」で吹き飛ぶほど軽いものです。政治家が腐敗するのは、自民党政権が崩壊して明らかになったように、政権党で、予算をつけることによる利権構造にあるのです。いわゆる族議員です。これを排除する政治体制の構築をする中心人物は、検察にとっては商売敵になるのでしょう。だから第96条と第102条違反だと言うのです。


05. 2009年12月25日 14:42:41
正義ではなくて、アメリカの意向だろう(笑)
彼らがどの様に養成されているかを知れば、猿でも分かる

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