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調査捕鯨は即刻中止すべし〜日本の評判を落とし、農林水産省と反捕鯨団体の懐を潤すだけ〜
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/662.html
投稿者 まりお 日時 2009 年 12 月 24 日 12:18:12: igp8wnzHgZSDs
 

調査捕鯨は即刻中止すべし
〜日本の評判を落とし、農林水産省と反捕鯨団体の懐を潤すだけ〜
2009.12.24(Thu) 米本 昌平
【記事転載元:JBpress http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2417

南半球が夏に入り、日本の調査捕鯨が始まると同時に、国際反捕鯨組織「シー・シェパード」の妨害行為も活発になっている。来日したオーストラリアのケビン・ラッド首相は、鳩山由紀夫首相との会談で、日本の調査捕鯨を国際法の手続きに訴える可能性を示唆したが、鳩山首相は合法的活動だと理解を求めた。


世界の外交史上異彩を放つ調査捕鯨
シー・シェパード、日本の調査捕鯨に「未来型抗議船」で対抗

 捕鯨問題は、地球温暖化と同様、自然科学の研究成果が外交の基本枠組みを描くという点で、共通の特徴を持っている。と同時に、現代の外交は激しい対立をはらんでいても洗練された交渉スタイルを確立させている。

 この点で捕鯨問題は、時には感情的対立をむき出しにする場であるため異彩を放っている。私は、自然科学と外交交渉が互いにどう影響し合うのかを研究テーマとしており、捕鯨問題についてもIWC(国際捕鯨委員会)のオブザーバー資格を持つNGO(非政府組織)の一員として、会議をウオッチしてきている。

 そこで見えてきたのは、日本国内での議論は、農林水産省とその外郭団体である「日本鯨類研究所(鯨研)」が提供する情報だけでなされている、と言ってよい事実である。

 日本は、1988年に商業捕鯨のモラトリアムに対する異議申し立て権を放棄したのを境に、調査捕鯨を開始した。調査捕鯨は、IWC条約第8条が加盟国の裁量で科学調査を認めているのが根拠だが、日本はこれまでに調査の名目で、南極海だけで9000頭のミンククジラを捕獲している。


「科学の名を騙る商業捕鯨」との非難

 現在の大型野生動物の調査方法は、発信器を付けて行動を追尾するのが普通であり、後は偶然死体が見つかるか有害駆除された死体を研究するのが一般的で、研究目的での殺害は禁じ手である。この意味で、毎年400〜500頭もの鯨を研究目的で殺害する日本の調査捕鯨は、全く異質の存在である。

 このような形態を取っている理由は、開始当時の大蔵省が、捕獲した鯨肉を売って船団経費を賄う仕組みであれば認めると指示したからである。つまり日本の調査捕鯨は、当初から目的と手段が逆転しており、諸外国からは「科学の名を騙る商業捕鯨」と非難され続けている。

 2005年までの18年間の調査捕鯨の結果についてはIWC科学委員会の評価を受けたが、捕鯨再開のための判断根拠となる科学的成果には乏しく、発表された論文も鯨を殺す必要がないものがほとんど、というのが評価委員の大勢意見である。


5億円もの補助金が使われ、多くの天下りも
日新丸ら捕鯨船団が出航、グリーンピース発表

 元々、科学委員会において全会一致で採択された、捕鯨再開の前提となる捕獲枠算定方式(改定管理方式、RMP)に従うのであれば、調査捕鯨のデータなしで算定は可能なのである。

 調査捕鯨を請け負っている「共同船舶」には、鯨研経由で5億円の国庫補助金が付けられているのに加え、2008年鯨研収支報告によると、農水省の外郭団体である「海外漁業協力財団」から51億円の無利子融資を受けている。

 調査捕鯨による鯨肉の売り上げは年間約60億円で、これら関係団体は多くの天下りを受け入れている。

 厳しい財政事情を考えれば、調査捕鯨は廃止されて当然なのだが、なぜか「事業仕分け」の直接の対象にすらならなかった。その理由は、長年の農水官僚による国会議員への「ご説明」が功を奏し、党派ごとに強力な捕鯨議員連盟があるからだと考えられる。


捕鯨・反捕鯨の勢力バランスは絶妙の関係

 例えば、自民党捕鯨議連には農水族の大物議員を中心に約60人が名を連ねているし、民主党の「政策集INDEX2009」には調査捕鯨は正当な権利とするだけではなく、商業捕鯨の復活までが言及されている。

 IWC総会における捕鯨・反捕鯨の勢力バランスは長い間、ほとんど不変で、何も決まらない状態が続いているのだが、実はこの状態こそがすべての関係者にとって好都合なのだ。

 ある国際政治学者はこの状態を、経済学で言う「パレート最適」にあると喝破した。農水官僚は調査捕鯨という小利権を死守し、シー・シェパードなどの反捕鯨組織には世界中から募金が集まり、日本やオーストラリアの国会議員は、IWC総会やシー・シェパードの妨害があるたびごとに自国のために奮闘している姿がテレビに映し出されるからである。

この構図を念頭に、農水官僚は、愛国的感情を刺激するような情報をその都度流し続けている。


実はダブついている鯨肉在庫

 しかも、多くの人が当然と受け取っている「鯨食は日本の伝統文化」という見解は、かつての日本捕鯨協会が1970年代半ばから「国際ピーアール」という会社を使って振りまいた俗説である。

 実際、『日本PR年鑑1983年版』にはその報告が収載されている。これによると、海外での諸機関への働きかけには失敗したが、日本の新聞の論説委員に向けた働きかけは効果的であったとし、世論工作の成功例とされている。

 最近の研究でも、捕鯨を文化と結びつける新聞記事は79年以降に出現することが確認されている。

 岡田克也外務大臣までが定例記者会見で「鯨食は日本の文化」とコメントしたが、現在、鯨肉は売れず、在庫はダブついている。

 日本は2007年以降の新しい計画として、南極海で年に850頭のミンククジラのほか、ナガスクジラ、ザトウクジラ各50頭という大幅な捕獲数の増加を計画しているが、船舶火災やシー・シェパードの妨害などで予定数は全く捕獲できていない。

 もし計画通り捕獲していれば、在庫はさらに膨らんだはずである。

 日本の調査捕鯨は、お世辞にも合理的な科学研究とは言えない代物であり、これを科学だと強弁し続けることによる日本のイメージ低下は計り知れないものがある。


世論をあやつり、省益確保に走る典型例

 日本がIWCの場で、調査捕鯨をやめる代わりに沿岸捕鯨を認めてくれるよう提案すれば、長年の対立はたちどころに解消するはずである。

 つまりこれは、官僚がいったん手にした省益を確保するためなら、世論をあやつり、国益を損なうことすら厭わない具体例と見なしてよい。

 現在、マグロをはじめとする水産資源は、グローバルな次元で管理強化の方向にある。そのような国際討議の場で、日本の科学データに疑問が付されることがないようにするためにも、現行形態の調査捕鯨はただちにやめるべきである。

 そのうえで改めて、鯨資源の科学的管理に合致した研究プログラムを立ち上げるべきである。その際は、この問題を水産庁捕鯨班=鯨研というインナーサークルから引き離し、アカデミズムの下で進めるべきである。  

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コメント
 
01. 2009年12月24日 13:07:27
シーシェパードの船を沈没させて
日本のグリーンピースを全員逮捕した後でなら中止していいです。

02. 2009年12月24日 13:25:36
ぱっくん 大口で一飲みの大食漢 頼もしい

世界中の海、生態系の守り番、生きてる鯨を大切に。


03. 2009年12月24日 14:10:59
皆さん、千葉の海では、昔ながらの漁法で近海クジラを取ってるの知ってますか?
他にも3県あります。グリーンランドでも捕鯨してるの知ってます?アラスカの人達もクジラ捕ってますよ。これらは、鯨食する原住民ということで、規制の外だとか。でも、オーストラリやアメリカだって、過去はランプの油だけが目的で、商業捕鯨してた歴史ありますよね。肉すてるんだから、これこそ、論外の行為でったのでは。近海もの高額ですが、私はクジラが大好きです。省益、見苦しいけど、科学根拠に依拠しながら、捕るなら良いと思うけどね。クジラ、いっぱい給食に出された世代からすれば。

04. 2009年12月24日 14:29:20
世界中から募金が集まる「シー・シェパード」と農水省の外郭団体である「海外漁業協力財団」や5億円の国庫補助金をもらう「共同船舶」との対立というだけでも
なげかわしい。
しかも、毎年400〜500頭もの鯨を調査名目で殺害するなど狂っている。
さらに、党派ごとに強力な捕鯨議員連盟があるのはもう日本の文化どころか
病気しかも重症といってよい。
この投稿は、調査捕鯨の実態として価値があると思います。ぜひ広めて下さい。

05. 2009年12月24日 16:05:18
食文化が違うし、人種差別の疑いもある、いやはっきりそうだ。
シーシェパードをテロ組織指定し、海保の船でいいから護衛をつけよう。

奴らを逮捕し、鯨の竜田揚げを食べさせてあげよう、美味くてびっくりするぞ!


06. 2009年12月24日 16:10:49
鯨、マグロは水銀やダイオキシンなどを多量に含み、もはや人間の食べ物ではない。時々、鯨が狂うのもそれらの影響かもしれない。
調査捕鯨もやめるべきだ。

07. 2009年12月24日 17:33:18
06そんなこと言えば、食物は全部汚染だらけだ。肉も、魚も水銀・ダイオキシン・界面活性剤(洗剤発分解困難)何でもありだ。おまけに、野菜は農薬だらけ、米も小麦粉も農薬だらけ。少しでも濃度の低いの、選ぶくらいしかない。だから俺は、休耕地使って無農薬栽培している。自給自足の近い生活だ。

08. 2009年12月24日 18:30:50
>鯨が狂うのもそれらの影響かもしれない。

それなら余計に調査しなければ。
物事は科学的に報告しないと相手を説得出来ない。これ常識!


09. 2009年12月24日 18:40:08
知らないよー。俺自分だけ助かるんだもん。自己中コメント人07

10. 2009年12月26日 00:20:51
まりお殿に全く同感だ。
そもそもそんなに日本食、日本食と喚くのなら、その連中は当然
毎日洋食ではなくオカラやヒジキ、蕪、昆布、漬物等を食しているのだろうなぁ?
まさかマクドナルドのハンバーガーやアイスクリーム、アメリカ産牛肉の牛丼等を常食にしていながら
クジラだけは日本食!日本食を守れェ!とか喚いているネトウヨはおらんだろうな。

11. 2009年12月26日 12:16:46
10俺の食事は、三行目そのものだ。だから、太っていない。

12. 2010年3月05日 04:56:56
>しかも、毎年400〜500頭もの鯨を調査名目で殺害するなど狂っている。

国際捕鯨取締条約はそもそも商業捕鯨のための条約である。
なのに、批准しているはずなのに、当の商業捕鯨に反対する反捕鯨国は異常。
しかも第8条で捕鯨業の健全な運営に不可欠であるとまで明記されてる
調査捕鯨まで禁止させようとは条約に対する挑戦であり、国際法への侮辱である。

>さらに、党派ごとに強力な捕鯨議員連盟があるのはもう日本の文化どころか
>病気しかも重症といってよい。

はあ?日本では捕鯨に7割以上が賛成している。
反捕鯨国はIWC科学委員会の提言を無視して暴走するは、条約違反してまで捕鯨禁止させようとするは、あまりにも狂ってる。
反捕鯨に一片の正当性もない。
だから事情がわかってる政治家は皆捕鯨賛成なんだよ。
少しはこれ読んで勉強したら?

IWC条約を愚弄する輩 -
http://www.whaling.jp/yakara.html


13. 2010年3月05日 05:05:17
この米本はデマばかり言ってる。
反捕鯨団体の御用学者なんだろう。

>そこで見えてきたのは、日本国内での議論は、農林水産省とその外郭団体である「日本鯨類研究所(鯨研)」が提供する情報だけでなされている、と言ってよい事実である。

何を藁人形叩きやってるんだか。
この日本の公式見解を見れば一目瞭然なんだが。

http://www.icrwhale.org/eng/59BriefingNoteJap.doc
http://www.cl.emb-japan.go.jp/doc/hogeimondai.pdf

IWC科学委員会が合意した1999 年時点の推定値の他、第一期南極海鯨類捕獲調査
(JARPAT)を通じた調査結果として以下のデータがあり、参考までに提示します。
また、IWCのホームページも参照お願いします。
(http://www.iwcoffice.org/conservation.estimate.htm)
(1)ミンククジラ 761,000頭(南極海全体、現在見直し中)
149,000頭(北大西洋)
25,000頭(北西太平洋)
(2)ナガスクジラ 47,000頭(南緯40度以南)
(3)ザトウクジラ 35,500頭

読めばわかるが政府の鯨の数の根拠としているのはIWCの公式ページであり
科学委員会の(反捕鯨国の委員を含めた)委員達が合意した数であり
水産庁がどうのこうのと言い出すのは藁人形叩きだ。

http://www.iwcoffice.org/conservation/estimate.htm


14. 2010年3月05日 05:13:00
>現在の大型野生動物の調査方法は、発信器を付けて行動を追尾するのが普通であり、後は偶然死体が見つかるか有害駆除された死体を研究するのが一般的で、研究目的での殺害は禁じ手である。この意味で、毎年400〜500頭もの鯨を研究目的で殺害する日本の調査捕鯨は、全く異質の存在である。

商業捕鯨のための基礎資料を収集するために行ってる調査捕鯨を
他の学術調査との差異を強調しても無意味。
例えば魚を養殖するテストで「こんなにたくさん魚を死なせて」と非難しても無意味なようにな。
なんで米本は魚の養殖失敗には文句言わないのw

>つまり日本の調査捕鯨は、当初から目的と手段が逆転しており、諸外国からは「科学の名を騙る商業捕鯨」と非難され続けている。

反捕鯨国の単なる言いがかりの尻馬にのってどうするんだよ。
反捕鯨国のモラトリアム導入時の一応の大義名分は
「現在使われている科学的データには不確実性がある」
であり、それへの反論するための調査捕鯨だよ。
データを揃えるために調査しているのに中止しろってか?
じゃあどうやってデータ集めればいいんだよ。
要するに反捕鯨国はただの駄々っ子なケチをつけているだけ。

http://www.whaling.jp/qa.html#04_03
当時、モラトリアム導入に際し反捕鯨国側が最大の根拠とした理由が、
「現在使われている科学的データには不確実性がある」ということでした。
つまり、クジラの生息数、年齢や性別構成、自然死亡率などについての知見があいまいであり、
そのために安全な資源管理ができないと主張したのです。
このような疑問に直接応対するために、日本の捕獲調査は始められました。
今日ではIWC科学委員会の多くのメンバーは、日本の捕獲調査の結果を高く評価しています。


15. 2010年3月05日 05:27:54
>2005年までの18年間の調査捕鯨の結果についてはIWC科学委員会の評価を受けたが、捕鯨再開のための判断根拠となる科学的成果には乏しく、発表された論文も鯨を殺す必要がないものがほとんど、というのが評価委員の大勢意見である。

嘘ばっかり
科学委員会は高く調査捕鯨を評価している。
そもそも科学委員会はモラトリアムが必要なんて一度も勧告したことがない。
必然性がないのに強引に反捕鯨国が押し切ったんだが。

http://www.iwcoffice.org/conservation/permits.htm

The results of analyses of JARPA might allow an increased allowed catch of minke whales in the Southern Hemisphere without increasing the depletion risk above the level indicated by the existing Implementation Simulation Trials for these minke whales.

JARPAの分析の結果はリスクを上げずに南半球でのミンククジラの捕獲枠を増やす潜在力がある。


16. 2010年3月20日 14:33:09
人間の視点でしか物事を見ることが出来ない哀れな議論だ・・・

少しはクジラの身になって考えてあげなさい。


17. 2010年5月29日 07:47:29: w8y3N38PYc
>少しはクジラの身になって考えてあげなさい。

クジラの身だけですか
全ての動物は、何かの命を食べなければ生きていけない
そんな当たり前のことすら逃避しているのか16は?


18. 2010年5月29日 09:12:16: w8y3N38PYc
鯨だってオキアミや魚を食べている。
そのことについて16はどう考えますか?
オキアミや魚の立場に立って考えてやれないのかw

19. 2010年6月22日 20:37:26: dqjeOrtG9I
毎日、牛や豚や鶏などの家畜を殺す人がいるから肉が食える
どれだけ人は罪深いのでしょう
欺瞞に満ちた調査捕鯨。あざとい言い訳で鯨を取る人たち
軽蔑され罵られながらも仕事と割り切って生きている人たち
この問題の決着は、けんかして勝った人の言いなりになるべきです
国家同士なら紛争になっても致し方の無いことでしょう

20. 2010年7月23日 03:18:27: Jh0ViCEHoE
欺瞞に満ちた調査捕鯨・・・w

>>14-15を読むと調査捕鯨はかなり評価されている。
反対派が欺瞞に満ちているの間違いだろ


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