★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 719.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
森田実『「面従腹背」は恐怖政治の産物である。小沢強権・恐怖政治は日本の指導者の魂を頽廃させている』
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/719.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 12 月 25 日 21:16:00: jdZgmZ21Prm8E
 

(回答先: 森田実『小沢氏には政敵の自民党を抹殺しなければ気が済まないような非寛容さがある。次の目標は2011年の統一地方選で…』 投稿者 仁王像 日時 2009 年 12 月 25 日 21:11:48)

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05930.HTML
2009.12.24 森田実の言わねばならぬ【1011】
平和・自立・調和の日本をつくるために[1006]
《新・森田実の政治日誌》[「小沢独裁・鳩山無原則政治」批判(2)]小沢・鳩山強権政治下で民主党議員と中央官僚の間に広がる「面従腹背」/日本の道義の危機

「道徳は常に恐怖の産物である」(ハックスリー)


 「面従腹背」についてもう少し論じてみたい。

 民主党は選挙マニフェストで「政治主導」「霞が関解体」を公約に勝利し政権をとった。しかし、成立した鳩山政権は、財務省とくに主計局が主導する政権となった。日本政府の主導権をとったのは、財務省主計局である。

 民主党の「政治主導」とは「財務省主計局主導」に変質したのだ。

 財務省主計局主導の鳩山政権は、財務省以外の中央官庁の解体をめざしている。

とくに狙われているのは国土交通省である。国土交通省解体の先頭に立っているのが、国土交通大臣の前原誠司氏である、小沢・鳩山体制の狙いは、自民党の基盤だった建設産業を潰すことにあり、このためネオコン政治家で、強権的な前原氏を国土交通省に送り込んだのだろう。しかし、官僚は大臣に抵抗できない。ほとんどすべての官僚が自分自身の考えを抑えて首相と大臣に従わなければならない。役人のなかには、本心から小沢・鳩山・前原体制を支持する者もいるが、多くは「面従腹背」に追い込まれている。おそらく政権の主導権を握った財務省主計局以外の役人の大部分は「面従腹背」の立場に立たされている。

 地方公務員の場合は、労働組合の自治労が政権をとった。自治労は 実力者の小沢一郎幹事長を支えている。小沢氏に最も近い立場にいるのは自治労出身の高嶋良充参議院議員だ。高嶋氏は民主党副幹事長に就任し、強権を行使し始めている。自治労出身の政治家が政治権力を握ったのである。

 しかし、全国で労働組合運動の中心にいる自治労が、地方再生のために努力しているようには見えない。権力者の立場に立ったのは自治労の上層部だけである。大部分の地方公務員の立場が変わったわけではない。地方公務員の大部分は「面従腹背」の立場におかれている。

 鳩山民主党政権が発足してから約百日が経ったが、政界、官界、経済界、マスコミ界の人々の精神の中で、急速に蔓延しているのが「面従腹背」である。

 とくに深刻なのが民主党の一般の国会議員である。小沢・鳩山政権への不満は国民の間に広がっている。新人議員や当選回数の少ない議員は、小沢・鳩山体制と国民の不満の板挟みになって、面従腹背の状況に追い込まれている。

 しかし、「面従腹背」は恐怖政治の産物である。表面上は道徳が維持されているようにみえるが、人間精神は劣化しているのだ。小沢強権・恐怖政治は日本の指導者の魂を頽廃させている。これはおそろしいことである。なんとかしなければならないと思う。独裁を阻止しなければならない。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2009年12月25日 21:38:08
小沢は、危険である

02. 2009年12月25日 21:48:38
一時干されていたと言うことだが、スーパーニュースアンカー(関西テレビ、フジ系)に出ている。
スーパーニュースアンカーには、青山という人が出て、あめりか様万歳のような発言をしている。
あまりこの番組を見ませんが、いつも着物を着ている方という以外
森田という方がどのような発言をしたか記憶がありません。


03. 2009年12月25日 22:44:15
「面従腹背」って言葉を使ってみたかっただけみたい。
森田さんも年取ったな。
 

04. 2009年12月26日 00:11:37
二階の子分だからな森田は。所詮は自民党の腰巾着男。

05. 2009年12月26日 01:18:34
いやあ、何だろこの人?
森田実さんとやら、アンタはどうしたいの?この国を。

鳩山さん、小沢さん、亀井さんは命がけでこの国を運転してんだぜ!
アンタは?
何にも掛かってないじゃないの。
アンタには“義”の心がないんじゃないの?
空疎な能書きだな。


06. 2009年12月26日 02:50:13
面従腹背は役人の最も好むやり方であることは常識である。何故か、それは役所の機構が複雑であるため、何をいっても他人が検証できないからである。これを何とかしなければ先行きがない。

07. 2009年12月26日 05:25:58
どちらかというとこの人の場合は、除名されたとはいえ今でも内心は「日本共産党員」なんだと思える。

いくつかの共産党支持者のブログを読んでいて、よく似た論調が書かれているので、最近特にそう感じる(無論、共産党支持を表明しながらも、現政権を支持する立場に立つ人々のブログやサイトも私は読んで知っていることは一応書いておく)。


08. 2009年12月26日 09:21:41
面従腹背って、かっこいい言葉だねww。
確かに、使ってみたい。

09. 2009年12月26日 17:58:47
中央官庁解体の始まりは橋本政権が成立させた「省庁再編」だった。その矛盾が現在全面展開している。労働省は厚生省と合併させられたが、本来、労働行政と厚生行政は別物だ。ゆえに圧倒的に拡大した非正規労働者に対して何も手を打てなっかった。

「日本中央官庁解体」とは90年代から国際権力の一貫した戦略であった。

今、小沢一郎と民主党政権は「日本中央官庁解体」戦略の総仕上げをしようとしている。

90年代初期、米国のクリントン政権が戦略としたのは「日本中央官庁解体」だった。その戦略どおりに実行したのが橋本政権の「省庁再編」だった。

世界権力の指示で動いている鳩山内閣と民主党政権がいかに日本解体路線を疾走しているかを分析するためには、「省庁再編」の目的が上からの日本解体であったことを分析総括する必要がある。日本解体において自民党政権と民主党政権は継続している。小泉純一郎と小沢一郎は継続している権力装置である。その権力装置とは世界権力から委託を受けた代理人の政治手法だ。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。