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二階氏秘書略式起訴 地元和歌山は「もう与党ではないし…」
2009.12.9 22:42
二階氏の地元・和歌山では、二階氏の影響力低下を不安視する声が上がる一方、「もう与党ではないし…」と冷めた声も聞かれた。
和歌山県御坊市の二階氏の後援会事務所は人の出入りも少なく、ひっそりとしていた。地元で秘書を務める二階氏の長男は「いつも通り平穏。東京からは何も聞いていない」と言葉少なに語った。
和歌山県の行政・観光関係者の間では、高速道路の延伸と４車線化はまさに悲願だ。今月３日には、仁坂吉伸知事らが東京で地元選出の国会議員６人に要望を行ったが、民主議員は「調整がつかない」として、面会できなかった。県の幹部は「中央省庁にも強い影響力を持つ二階さんが潰されたら、本当に仕事にならなくなる」と言い切る。
「県政界のドン」とも呼ばれる二階氏だが、地盤の県南部選出のある県議は「現職大臣のときの立件なら影響は計り知れないが、現在は与党でもないので…。野党に転落し、（二階氏との）距離感をつかみかねている」と本音を漏らした。
二階氏との深いつながりが指摘されてきた県内の建設業界は冷静に受け止める。ある建設業者は「深刻に受け止めていない。我々よりも、中央へのパイプが細くなる県や市町村が痛手になるのでは」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091209/stt0912092245010-n1.htm
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