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パリ近郊のナンテール市議会乱射事件の犯人は“自殺”か“他殺”か 投稿者 あっしら 日時 2002 年 4 月 03 日 21:53:12:

少々古い話でかつ「陰謀論」的話で恐縮だが、先週3月27日にパリ近郊のナンテール市議会で発生した銃乱射事件(9名死亡)の犯人として逮捕されたリシャール・ジュルヌ(35)容疑者が、取り調べを受けていたパリ警視庁の5階から落ちて死亡した。

“自殺”か“他殺”かという問いかけをするのは、ジュルヌ容疑者が取り調べ室から落下した後3時間もそのまま放置されていたという報道(フランスF2ニュース)を聞いたからである。

自動小銃まで持ち込み9名を射殺し、決死の覚悟で飛びかかった人たちに取り押さえられなければ弾が尽きるまで殺戮を繰り返したであろう事件の“動機”や“目的”を、容疑者の取り調べや裁判を通じて知りたいと思うのは、被害者のみならず、その事件を聞いた人たちの素直な思いであろう。

ジュルヌ容疑者が、自らの意志で飛び降りたとしても、なぜそれを防止できなかったのか、そして、飛び降りられたとしても、すぐに救命活動をしていたら命はとり留めたかも知れないのに、なぜ3時間もそのまま放置していたのか?(フランスF2ニュースでは覆いがかけられた状態の映像を放送)
フランスの報道(F2ニュース)では、容疑者が、精神病の治療を受けていたのになぜ銃器保持の許可証を持っていたのか?や、なぜ飛び降り自殺を防止できなかったのか?が問題になっているようだが、それに加えて、なぜ3時間もそのまま放置していたのか?なぜスムーズには外に出られない天窓から飛び出すことができたのか?も問われるべきであろう。

[フランスF2ニュースからの情報]

● リシャール・ジュルヌ容疑者は、親と共に25年ほど前にスロヴァキアから移住してきた。

● リシャール・ジュルヌ容疑者は、10年ほど前から精神病の治療を受けて履歴があり、今でも、カウンセルを受けに行っていた。

● 犯行に使った銃器は、正式の許可証のもとで保有されていた。

● 逮捕後、母親がドア越しのインタビューで、「銃を持っていることを咎めた。息子は事件を起こしたら自殺すると言っていた」と語っていた。(“自殺”する前日に放送されたもの)

● パリ警視庁の取り調べ室では、本音を聞き出すために手錠をしていなかったが、取調官の他に係官が見張っていた。

● 飛び降りをはかった窓は明かりを採るための天窓で、はい上がらないと外に出られない構造のものだった。(映像で流れた)

※ パリで死んだダイアナさんの事故でも、事故後、病院に運び込まれるまで1時間30分以上経過していたという報道があった。

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