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米ドルの危機、逃げ場はない（？）
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○ドルは絶体絶命の危機、逃げ場はない。
（ＥＩＲ，二〇〇二年五月二十八日付。レ・コンプ）（Rense.com)
○この記事は、米国ドルの危機が来嵌めて深刻な段階に来た、
と、警告する。
○「アメリカ経済は今や（吸血鬼）ドラキュラ伯爵が彼の犠牲者の地に中毒して居るのと同じく、投機バブルに中毒して居る」と。
○昨年（二〇〇一年）米国は七千二百十億ドルを輸出して、一兆四百七十億ドルを輸入した。
○四千二百六十億ドルの輸入超過。
つまり、貿易収支の赤字。
○この赤字はどうするのか。
借金（負債）。
○米国経済の瓦解は近い、
と、このＥＩＲコンプの記事は警告する。
○しかし、ここで、疑問が生じる。
ブッシュ米大統領は、六月一日ウエストポイント米陸軍士官学校卒業式の演説で、
米国はこれから、六十カ国を的として戦争を挑む、
と、ブチ上げた。
○ああそうですか。
しかし、一体そのための軍事費用はどのくらいと、見積もって居られるのですか。
○そして、そのおかねはどうやって調達するのですか。
○マイケル・ハドソン著、広津倫子訳
「兆手一句主義国家アメリカの内幕」
（徳間書店。平成十四年二月）
○一九七二年初版のこの本は、ここで必読だ。
○「第七章 他国民の資金によるアメリカの戦争」
○「第八章 巨大債務国が世界を支配する構図」
○この本が、三〇年前に出版されて居たとは驚きだ。
○この大米世界帝国なるものの正体は吸血鬼であった、と言ふ。
○しかしこの現代のドラキュラ大米（又は大米英）世界帝国によって血を吸い取られて、
今や、全世界は貧血状態で、ブツ倒れそうだ。
とりわけ、我々の祖国日本が。
（了）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。