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東電原発点検不正報告 投稿者 米国特派員 日時 2002 年 9 月 02 日 15:37:46:

米国で日本財界のリーディングカンパニー東電の原発点検記録不正報告、& 会長社長の辞任を知りおどろきました。
反原発とか、そのような視点からではなくみてみると・・・
(断っておくが、小生は反原発でも、原発推進でもない。迷宮に入った子羊といったところ)

<プルサーマルに関する事件>
1995年12月、プルトニウム利用の本命だった高速増殖炉原型炉「もんじゅ」のナトリウム火災事故→それまでプルトニウム利用のつなぎ役であったプルサーマルを本命に方向転換。

1997年3月動燃東海再処理工場爆発事故→97年2月に国の同意があり、プルサーマルの地元同意の直前であったが、延期。

1999年9月JCO東海事業所臨界事件→99年3月地元同意により年内にプルサーマル実施予定であったが、原子力全般に関する国民の信頼は地に落ちた。

1999年9〜12月MOX燃料データ捏造事件(9月にインディペンデント紙が指摘)→99年3月地元同意により高浜4などで11月からプルサーマル実施予定であったが、延期。(MOX燃料を積んだ船は7月末英国を出港していた)また、100%MOX燃料予定の大間原発建設に関しても青森県知事の同意がでた直後であった。

2000年8月東電原発点検記録捏造事件(告発自体は元GEIの米国人技師が2000年5月に投書、2002年夏前に米国人技師がGEを辞めて保安院が動きやすくなったことで事件が明るみに)→2002年8月プルサーマル地元同意寸前であったが延期(?)。
(すべて新聞等の記事より)

<シナリオ>
プルサーマルが実施できない→プルトニウム国内貯蔵量が増大
 →核兵器開発疑惑をもたれ、国際問題化→原発停止
 →ガス(LNG)、石油にシフト
 →石油メジャーが儲かる&日本の生命線のエネルギーは国際石油メジャーが握る(原子力擁護のつもりはないが、湾岸戦争やその後のオイルショック並の石油価格高騰において日本はそれほど大きな影響を受けていないのは、客観的にみて明らかに電力の石油依存度の低下による)

原発停止が非現実的と言われるかもしれないが、サハリンのガスパイプライン計画は商社&国際石油メジャーの手で進行中で、ガス火力は環境アセスを含めて3〜5年で新設可能。(最大の買い手といわれる電力会社は難色を示しているにも関わらず)さらに脱原発運動を盛り上げるため、マスコミを利用するということも考えられる。
(反原発の方で、なぜプルサーマルを止めさせようとしているのかきちんと自問自答できますか、プルサーマルができなくてプルトニウムが大量に貯蔵されてしまう危険性を考えた上での反原発であれば良いですが、誰かさんに踊らされないように、自分の意志でね。)

また、核物質はすべて「国籍主義」が取られ、MOX燃料はウラン燃料の生産国、(例えば)米国の管理下に置かれる。したがって、日米原子力協定に基づき、プルトニウム大量保有を理由にいかなる難題も吹っかけることはできる。
もっとも、アメリカは、最近解体核兵器のプルとニウムを、固化MOX燃料として原発でプルサーマルする計画に転換したが。
保有してしまったプルトニウムを米国に無料で差し出せば、米国の一部が心配している日本の核兵器開発を実質的に阻止することになるので、疑惑を晴らすためにもそうすればよいのだけど。

ダーティ・ボンバー(コバルトなど医療用放射性物質などに爆弾をつけたアタッシュケース程度の大きさの放射能爆弾)の話もあり、原発以外にも放射性物質を扱う箇所の警備を厳重にしてほしいところである。
原発のプルトニウムに関しては貯蔵しておくよりもMOX燃料として使った方がいいのでないかとも思えるが。
いずれにせよ、原子力も宇宙開発やエンブリオ利用医療などと同様、等身大の技術ではないのは確か。


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