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ソウル大教授、韓国の史観批判 産経新聞朝刊から 投稿者 粗人 日時 2002 年 8 月 25 日 12:16:43:

親日的な発言が増えてきましたね。


日帝時代の肯定側面無視するな
「自由と解放経験しなかったか」

 【ソウル24日=黒田勝弘】日本の韓国(朝鮮)に対する過去の植民地支配に関し否定的な面だけを強調する歴史認識は誤りだ−とする論文が韓国で発表され話題になっている。安秉稷・ソウル大教授(四七)=西洋史=がこのほどソウルで開催された「歴史学会創立五十周年記念歴史学国際会議」で「過去清算と歴史記述」と題し発表した。歴史教科書をはじめ韓国における公式の歴史観を歴史学者が正面から批判したもので今後への影響が注目される。

 安教授は「歴史記述は明暗織り成す歴史の両面性、多様性に留意し均衡感覚を持つべきだ」とし「日帝(日本帝国主義)治下の韓国人の生活に表れた肯定的な面は無視してはならない。日本統治時代についての歴史認識で均衡ある視角の重要性はいくら強調しても強調しすぎることはない」と述べ、当時の「大多数の韓国人の日常性」を無視して抑圧、収奪、統制、苦痛、犠牲だけを強調する歴史観を厳しく批判している。

 論文は「植民地時代をひたすら否定的な経験だけで綴(つづ)るとするなら、解放後しばらくの間、日帝時代に対する肯定的な記憶と郷愁が残っていたという現象をどう説明するのか」「伝統的な身分秩序が解体され新しい社会的移動の機会が生まれた日本統治時代に、身分上昇を通じ自由と解放を経験した韓国人はいなかったのか」「道路ができ汽車が走り近代的教育や医療施設が登場するなど、新しい変化は韓国人たちの現実認識や経験に何ら肯定的な影響を与えなかったとして無視していいのか」と具体的に問題提起している。

 また「日帝時代の大多数の韓国人が日常的に終始、抑圧と統制、苦痛と収奪を経験する非正常的な状態だったなら、果たして(日本による支配)体制は維持されただろうか」ともいう。

 安教授はドイツで近年、ナチス時代のドイツ人の「日常史」についての研究が活発なことをヒントに、歴史の正確な理解には少数の支配者の役割だけではない普通の人びとの「日常史」の研究が不可欠だと主張。日本支配時代の韓国(朝鮮)の歴史を、日本に積極的に協力した親日派と日本に抵抗した抗日運動だけで語る韓国の現状を強く批判している。

 韓国でいまなお「親日派糾弾」が盛んなことについても論文は「日帝時代に対する肯定的な経験と記憶が存在しうるということを認めてこそ真に過去清算の道が開ける。歴史は過去を政治的に審判したり道徳的に断罪するためにあるのではない。歴史において善悪を明確に区分できるというのは危険な考えだ」と批判している。

 安教授は西洋史専攻で国史(近現代史)の専門家ではないが、その主張は韓国における日本統治時代の歴史研究の方法を歴史学者の立場から根本的に批判したものとして関心を集めている。 

http://www.sankei.co.jp/news/020825/morning/25int001.htm

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