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米ソ冷戦の裏表事情 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 12 日 21:05:46:

(回答先: 冷戦の裏事情知っている方教えてください 投稿者 アウトサイダー 日時 2002 年 10 月 12 日 17:02:37)

アウトサイダーさん、こんばんわ。


>田中宇さんが書いていたけどソ連が冷戦をやめようとしたがアメリカが引き伸ばさせ
>ようとしたというのは本当なのでしょうか。具体例を知っている方ぜひ教えてくださ
>い。もし本当ならアメリカはとんでもない戦略国家だな。

ソ連が冷戦終結を望み米国が冷戦継続を望んだのは事実です。

ソ連は、戦時体制を解除して国際交易も拡大できるので、冷戦の終焉を望みました。
一方、米国は、第二次世界大戦で肥大化した軍需産業を保護するために軍部強化の口実が必要であたっともに、国際交易や国際金融をコントロールするため“共産圏封じ込め”が重宝な仕掛けでした。

「ソ連封じ込め」をしながらも、ソ連に、お金(ドル)を貸し付けたり、穀物を輸出したりして稼いだのは米国の経済主体です。

もちろん、共産主義が世界に広がることは防止するという大きな目的が「冷戦」にあったことはまちがいありません。

日本などは地理的にも経済条件的にも好ましい交易相手だったのに、「北方領土問題」や「ココム規制」で貿易を拡大することができませんでした。
ソ連は世界最大の原油生産国であったのに、より遠い中東の原油に60%超も依存する構造になっています。(ソ連がハードカレンシーを持っていなくても、資源とのバーター取引も可能でした)

日本が産業国家と自立したことで中国を国際社会に引き入れ、国際金融の対象を広げ資源権益を獲得するために、ソ連と和解し、ソ連を崩壊させました。
(裏情報だと、ゴルバチョフは世界経済支配層が送り込んだエージェントということになります。この情報にはけっこう信憑性を感じています)


国際金融家が革命直後からソ連と接点を持って商売に励んでいたことは裏ではなく表の情報です。
第二次世界大戦欧州戦線も、最後のとどめには米英も参加しましたが、基本的にはソ連の軍事力と犠牲に負うなかでにナチス・ドイツを敗北させました。
戦後も、東欧諸国をソ連に引き渡して、それらの国々の復興をソ連に押し付けました。
(ソ連は、愚かにも、東欧諸国のソ連圏としての存在が西欧諸国からの防壁となると考えて、それを主張するまでして受け入れました。東ドイツからは賠償金と技術をせしめましたが...そのお金も、「武器貸与法」で米国から借りていたお金を返すために一部使われたはずです)


裏情報の世界では、米国とソ連は冷戦を装っていただけで、ツーツーの仲だったとか、米ソの原潜が北極海で接触していたという話があります。
(共産主義の元祖マルクス自体が、世界経済支配層の意向を受けた人物だという話もあります)

「革命干渉戦争」から「ナチス・ドイツの侵攻」を経験したソ連が攻撃恐怖症に陥っていたことは間違いなく、そうでありながら、民族解放闘争や親ソ政権を軍事的にも支援するという政策を持っていたので、冷戦がまさに現実であるかのように世界の多くの人が考えました。米国は、そのような西側国民の意識情況にのっかるかたちで、自分たちの世界戦略が思うがままに展開できたと考えています。


結論から言えば、ほんども表でもわかる「一方的冷戦」ないし「茶番の冷戦」ということになります。

「アメリカはとんでもない戦略国家」というより、「アメリカという強大な国家をうまく使いこなす世界経済支配層はお利口な戦略家を雇っている」というふうに見た方がいいのかも知れません。

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[参考書き込み]

『「共産主義国家」は「近代経済システム」の“最高発展形態”』
http://www.asyura.com/sora/dispute2/msg/921.html

『「共産主義国家」の破綻要因 − 所有形態や計画経済にあらず −』
http://www.asyura.com/sora/dispute2/msg/848.html

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