★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「年金不信」解消狙う、厚労省が課税強化〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 15 日 17:18:45:

厚生労働省が2004年の次期年金制度改正で公的年金への課税強化を打ち出す方針を固めたのは、高齢者のための保険料を負担する「支え手」の現役世代に根強い世代間の不公平感を取り除くためだ。
もともと公的年金への課税は、政府・与党にとって長年の課題だ。
86年10月の政府税制調査会の答申は、受給者間で年金給付水準の格差が大きいにもかかわらず、年金であることを理由に多額の控除を設けることについて、「負担の公平の観点からみて問題なしとしない」と指摘、課税のあり方を見直す必要性を強調した。昨年3月にも、政府・与党の社会保障改革協議会が社会保障改革大綱で、課税の適正化や税制を検討することを明記した。
現行の年金給付水準を維持する場合、2025年度の厚生年金保険料を年収の4分の1にまで引き上げなければならない。従来の制度改正にみられる年金の給付削減と負担引き上げだけではなく、高齢者優遇との批判が多い公的年金等控除にもメスを入れることで、保険料の未納などにみられる「年金不信」を食い止めたいという側面もある。
課税強化は、実質的な年金給付水準の引き下げにつながることから、与党などには慎重論が根強くある。反面、高齢者の生活形態も、収入や資産の状況も多様化し、「『高齢者イコール弱者』との従来の定義を見直すべきだ」との指摘も少なくない。
次期制度改正では、画一的な見直しではなく、所得階層別の課税方法や激変緩和措置を講じるなど、国民に幅広く選択肢を示し、理解を求めていく必要がある。(政治部 古川 肇)
(6月15日14:32)

 次へ  前へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。