★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
これでまた、企業の不祥事が増える… 投稿者 サイボーグ004 日時 2002 年 6 月 18 日 19:05:29:

(回答先: 企業の5割が人員削減=半数で士気低下−日本労働研究機構 〔時事通信〕 投稿者 PBS 日時 2002 年 6 月 17 日 23:57:50)

 リストラ・リストラで一生懸命人件費を減らしても、従業員の士気(やる気・モラル)が低下してしまっては、本末転倒である。昨今の企業不祥事も「企業の5割が人員削減=半数で士気低下」というのも大きな原因ではないか? 本来のリストラの意味は「再構築」である。「人員削減」ではない。

 また、「優秀な人材の流出」とあるが、よく言われることだが、「優秀」な人材であればあるほど、企業の問題点や、限界点が見えてきて、会社に見切りをつけてしまうということではないか。裏を返して言えば、「流出」しないで、会社に留まっている人材とは「優秀」な人材であるのかな?

 「労働時間の増加」と「生産性の向上」とは、二律背反ではないか。なぜなら同じ製品を、同じ数生産するのであれば、生産性が「向上」したのであれば、労働時間は「減少」するのではないか。
 ということは、生産性は「向上」し、労働時間が「増加」しているということは…
 ⇒去年は、製品A1000個を生産するのに、8時間かかり、生産性の指数を100であったものが、今年は製品Aを1000個生産するのに、7時間で指数は90で生産できるようになったことを意味する。今年、8時間労働し、指数を100にすると、1269.84個生産できる。大体1270個くらいである。
 ここで、指数は昨年と同じでも、労働時間を9時間にしてみると、1285.71個、大体1286個生産できる計算になる。
 すなわち、生産性が「向上」し、労働時間が「増加」すると、製品の生産が増えるということである。これは、価格低下をもたらす。
 また、蛇足ではあるが、いくらものを作ってもヒトが物を買わなければ(ケインズのいう有効需要の原理)、利益は出ないから、物を作りすぎることは、倉庫費の増加を意味し、あまり好ましくない。
 ということは、生産量を落として、最適生産量で生産することがよいと言うことになる。生産して販売するものは、「交換価値」はあるが、「使用価値」がない。ものは作ればよいのではなく、それを欲する人の所に届いて(「交換価値」が発揮され)、初めてその「使用価値」は発揮されるのである。

 次へ  前へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。