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為替のテクニカル分析 forexwatcher 投稿者 Ddog 日時 2002 年 7 月 03 日 10:11:14:

私は、ドルブル派ですが、以下Forex Watcher最近の記事抜粋です。少々ドルブル派にとっては旗色は、悪い。画像は見れないかもしれませんが、記事を参考にして下さい。
2002/07/03(水) 08:46 JST
ドル・円相場は 120円台後半まで買い戻されながら、米株式市場の下落が嫌気されて 120円を割り込んだ。東京市場は朝方からドルしっかりの展開となった。120円近い水準ではユーロ売り・円買いの影響でドル・円相場の頭がやや重くなったものの、午後になって欧州勢が市場に参入すると 120円を突破。ストップロスを巻き込んで 120円台半ば付近まで上昇した。欧州市場でもこれまでに積み上がったであろう、ドル・ショートポジションを巻き戻す動きが活発化。高値120.75をつけた。先週金曜日に日銀からの委託を受けてECBとFRBがドル買い介入を行ったことの効果が市場に浸透し始めたようで、ポジション調整が進んだ。このあと小反落してNY市場オープン後にやや売りが強まる場面があったが、120円がサポートになってドルの下落を食い止めた。ムーディーズが大手邦銀6行の財務格付けを引き下げたとの報道もドルを下支えたかもしれない。しかし、NYダウが寄り付き後から売られて一時、9000ドルを割り込んだためドルの上値は重かった。120.40近辺でキャップされる形で相場は 120円台前半でもみ合ったが、引け間際に一段と売りが強まるとドルは 119.67をヒット。ここから小戻して結局、NY市場を 119.90近辺で引けている

ユーロ・ドル相場は東京市場寄り付きから売りが先行した。1ユーロ=1ドルへの挑戦が失敗したことや前日に発表された米ISM景況指数の上昇などを受けてユーロ・ロングのポジション調整が進んだ。早々と 0.9900を割り込んだユーロは午後になって下げ足を速め 0.98台前半へ下落。この流れを受けた欧州市場で一段安となり 0.9800を瞬間的に割り込む場面があった。ただ、ユーロが急速に売られたものの、これは単なる水準調整でユーロの上昇トレンドに変化はないとする見方も根強く、0.98以下の水準を追いかけてまで売り込む流れにはならなかった。その後開いたNY市場オープンでは米株価を睨みながらユーロがじりじりと地合いを挽回。0.9875近辺まで回復した。このあと相場は再度 0.9800近い水準まで売られる局面があったが、引けにかけて買いが強まった結果、NY市場を0.9865付近で引けている。


2002/07/01(月) 00:21 JST
ドル・円相場は先週の金曜日に 118.36まで売られたあと、介入のおかげとは言え、急速に反発して 119円台半ばで週末の取引を終えた。さすがにドル売りの過熱感が出てきたようだが、一時は 120.40近辺まで上げた相場が簡単に1円も売られてしまうところを見ると下値を固めたとはまだ言いがたい相場の振る舞いだ。ただ、先週金曜日のローソク足は上下に長いヒゲを持つ寄り引き同値線が出現した。売り圧力もさることながら、買い圧力もそれに負けないぐらい強くなってきたきたことを示している。しかし、これをもって底を見たと納得するのはまだ早いかもしれない。特に平均足では一方的な陰線が連続した状況が続いている。
6月27日の記事で指摘したように計算上、ドルは底を打ってもおかしくないレベルに到達しているのは確か。また、ここからドルが反発すればボリンジャーバンド(下側は本日 118.87に位置)の内側に入り込むと同時にトレンドチャンネルからはみ出さずに済む。できることなら一日の終値が 120円を越えれば下値を少しは固めたという印象をもつことはできる。ただ、この場合でもチャンネルの上値抵抗線を抜かない限り常にドルの下値不安がつきまとう。逆に、118/120レンジで売り買いの攻防が二、三日続くようであれば、ドル続落の危険性をはらむ。
今週は 118.50/120.00レンジを上下、どちらに抜けるかを見極める週か。テクニカル的には底を打っておかしくない水準までドルは売られているのだが、先週後半の値動きを見る限りまだ波乱もありそうな嫌な雰囲気が漂う、油断のできないマーケットだ。
2002/06/27(木) 11:18 JST
ドル・円相場は昨日、高値から約3円急落。一時、118.92をつけてから反発して 120円台を回復したあと、今朝の東京市場は 120円台前半で比較的落ち着いた値動きになっている。強烈な売りを目の当たりにしてドルの下値不安が募る一方だが、テクニカル的にはそろそろドル売りが一巡しておかしくない兆候が現れている。
133.84からの一連のドル下落波動を次のようにラベリングしてみる。

第1波....133.84⇒130.20
第2波....130.20⇒132.40
第3波....132.40⇒122.82
第4波....122.82⇒125.91
第5波....125.91⇒118.92?
ここで下向きの波動の比率を調べてみると、
第3波は第1波の約 2.618倍。
132.40-(133.84-130.20)x2.618=122.87
第5波は「第1波の始点から第3波の終点」までの約 0.618倍。
125.91-(133.84-122.82)x0.618=119.10
ほとんど誤差なく理論どおりの動きをしているのが分かる。このラベリングが正しければ、133.84からのドル売り局面は 118.92で一旦底を見たか、ほぼ底値圏に近いということができよう。つまり、懐に余裕がない限り 120円以下のドル・ショートで勝負するのは危ない。教科書どおりの波形を描けばこの先、125/126円水準まで(中期的に)ドルが戻っても不思議ではないだろう
02/06/10(月) 00:25 JST
ドル・円相場は 135円から大きく値を崩し 123円近辺まで下落した。ドル・ブル派にとっては胆を冷やす相場展開になったが、トレンドライン(図−2)が辛うじて破られずに済んだおかげでドル高シナリオを放棄するという、窮地に追い込まれる事態は避けられたようである。ただ、現在の相場はトレンドラインから完全に上離れしたわけではなく依然、危うい状況であることには変わりない。
これまで長期の相場予想において 79.75からのドル上昇が[図−1]で示したような大きな三波(A-B-C)になるだろうと読んだ。現在もこの予想に拘っている。この予想が有効であるためには少なくともトレンドラインのある 123円レベルが維持されることが望ましい。同水準はの雲も横たわる重要なポイント。このレベルがブレイクされない限り、ドル上昇トレンドのリズムは保たれる。
逆に、このトレンドラインが破られた場合はどうなるか? このとき、ドルは心理的なサポートである 120円までの下落はもちろん、最悪のケース、テクニカル的には目下(月足ベースで)112円付近にあるトレンドラインまでの下落リスクを覚悟しなければならない。これが現実となった場合、[図−2]のように 101.25から 135円までのドル上昇が五波になったとラベリングして(当初はこの読み方をしていなかった)、その上昇に対する大きな下押し修正が入ったとの立場を取ることになろう。ただし、この場合でさえもまだ長期のドル上昇シナリオを放棄していない。101.25からのドル上昇が例えば、
· 101.25⇒135.20(五波で上昇。[図−2])
· 135.20⇒113/114(三波で下降。113/114レベルは最悪のケース)
· 113/114⇒?(五波で上昇)
といった想定である。そして、この青で示したトレンドラインがやがて接近するであろう 113/114ゾーンは大変重要である。ここは 101.25⇒135.20の上昇に対する 61.8%戻しレベル(114.22)にもほぼ相当する。ちなみに、トレンドライン(今月は 112.23に位置)は月足ベースでひと月約 0.38ずつ上昇している。このゾーンが破られる、つまり 61.8%以上も相場が戻すということは、その動きが単に修正にとどまらず本格的なドル下落につながる可能性が高くなることを意味する。
現状はドル・ブル派にとってある意味で薄氷を踏む状態かもしれない。ただし、薄氷を踏み割ってもおそらく、底は浅く水面から首を出して立つことができるだろう。しかし、立った場所から下手に二,三歩移動すれば、もう立てないぐらいの深い底が待っているかもしれない。

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