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驚がくの金融庁首脳人事〜近畿財務局長は鬼門!?〔株ZAKZAK2002/7/17〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 17 日 16:11:40:

「今、財務省や金融庁の内部では、『近畿財務局及び近畿財務局長ポストは、我々にとってまさに鬼門になっている−』とまことしやかに囁かれ出しているのです−」
金融庁幹部がこう言ってみせる。
去る7月4日、政府は12日付で発令されることになる金融庁首脳人事を内定し、これを公表した。
そして、この日明らかになった金融庁首脳人事−中でも金融庁長官人事は、当事者である金融庁、財務省にとってまさに驚天動地というべきものとなったのである。
それというのも、金融庁長官への就任が100%確実視されていた原口恒和総務企画局長が退官し、代わって高木祥吉監督局長が金融庁長官に就任することになったからだ。
「そもそも原口氏は、1年前に金融庁長官含みで財務省から転出してきた人物です。そうした意味で、原口氏が金融庁長官に就任することは、金融庁にとってはパトロンとでも言うべき立場にある財務省の総意だったのです。その財務省の意向を無視する形で長官人事が決まったわけですから、まさに驚きという他ない」(金融庁幹部)
さらに加えてこの日決まった人事の中に、関係者が密かに注目した退官人事があった。
その退官人事とは、金融庁証券取引等監視委員会の渡辺達郎事務局長のことを指す。
「なぜ原口氏が金融庁長官に就任することができなかったのか。新人事が公表されてから10日以上も経つのに、不思議なことにその真相は未だに明らかになっていないのです。また、渡辺氏の転出先についても何も決まっていないというのが実情です」(前述の金融庁幹部)
そしてこう続ける。
「単なる偶然の一致なのかもしれませんが、原口氏と渡辺氏には、ある共通項があるのです。その共通項とは、両者とも近畿財務局長経験者だということなのです。そしてここ近年の近畿財務局長経験者は長野◆士(あつし)元証券局長に代表されるように、相次いで無念の退任に追い込まれているのです。まさに何かに祟られているとしか思えません」
このコメントにもあるように、原口氏は96年7月から97年6月までの間、一方の渡辺氏は98年4月から99年6月までの間、それぞれ近畿財務局長を務めている。
そもそもここで言う近畿財務局とは、財務省(旧大蔵省)・金融庁の関西地区(近畿2府4県)における出先機関という存在だ。
約2カ月ほど前のこと、その近畿財務局を舞台に、ある汚職事件が表面化した。
去る4月23日、大阪府警捜査二課が、近畿財務局の上席金融証券検査官を収賄容疑で、そして2000年12月に経営破綻した信用組合関西興銀の元理事長を贈賄容疑で、それぞれ逮捕した。
大阪府警の調べによれば、逮捕された検査官は99年11月から関西興銀に対して実施された金融検査に関する内部情報を、金品の提供を受けた見返りに関西興銀サイドに漏洩させていたというのだ。
「歴代の近畿財務局の幹部が関西興銀によってまさに接待漬けにされている、という噂はこれまでも根強くありました。今回の検査官の逮捕は、ああやっぱり、というものでした」(財務省幹部)
だからといって当コラムとしては、原口、渡辺両氏が“接待漬け”にあっていたというつもりは毛頭ない。
「近畿財務局長による関西興銀に対する金融検査は、過去3回−94年、96年、99年−にわたって実施されている。そしてその各々において、近畿財務局が関西興銀に便宜を図った形跡がある」(大阪府警関係者)
ちなみに関西興銀が経営破たんに追い込まれた際に近畿財務局長を務めていた増井喜一郎前総務企画局参事官(監督局担当)は、同局筆頭審議官にしている。
この人事も極めて意味深だと言っておこう。
◆=广の中に尨

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