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 ◇ブラジル大統領が大統領選4候補と会談
NAA 2265 : 2002/08/20 火曜日 09:47
         【サンパウロ=窪田淳】ブラジルのカルドゾ大統領は19日、10月の大        
        統領選挙に出馬する主要四候補と会談し、国際通貨基金(IMF)との        
        支援合意に対する支持を要請した。大統領は会談後「候補全員はIMF        
        の協定履行を約束した」と述べた。                                        
         IMFは今月、通貨レアルの対ドル相場が急落するなど金融市場の動        
        揺に見舞われていたブラジルに300億ドル(約3兆6000億円)の支援融資         
        を発表。これに対し、高支持率を維持する野党候補がIMF合意に疑問        
        を示し、市場関係者の不安をあおっていた。                                
         今回の会談は、こうした不安を取り除く目的で大統領が呼び掛けた。        
        世論調査で首位を争う労働党のルラ名誉党首と社会主義人民党のゴメス        
        元経済相は、現行の経済政策の修正などを求めたものの、IMF合意に        
        ついては支持を表明した。                                                
         19日の外国為替市場は会談結果を好感し、1ドル=3.105レアルと先週末終        
        値比で0.6%と小幅ながら上昇した。
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