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Ｄｄｏｇさん、こんばんわ。

前々から書いているように、自国通貨高条件は、経済政策の融通性という観点から本質的に好ましいものだと考えています。（自国通貨安は、国民生活を窮乏させることで防ぐしかありません）

米国支配層は、厖大な経常収支赤字条件のなか国民生活水準を低コストで維持するために、外資を含む中国製品を安く輸入したいと考えていると思っています。（国際金融的なメリットもあり、これらが中国の「世界の工場」化を促進していると見ています）

米国の利益と輸出増加を原動力とした経済成長を追求している中国の利益が合致していることが、この問題の根深さではないかと考えています。

きちんとシミュレーションしてあげれば、中国政府も為替政策を変更する可能性があると思っていますが、ご指摘のような国際商品の価格変動や日本からの生産財輸入で受ける打撃を契機に変更することになるのでしょう。

元の切り上げは、輸出増加を阻害しないレベルで行われることになると予測していますが、それを早めるために、日本やアジア諸国は、中国に様々な角度からその合理性を説いたり迫ったりする必要があります。

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フォローアップ:

• Re: 米国の出方次第 Ｄｄｏｇ 2002/8/26 19:38:10 (3)
  • 日本も声高に叫ばないわけ あっしら 2002/8/26 20:25:43 (2)
    • 円高抑制が真の構造改革？ baka 2002/8/28 21:31:25 (1)
      • Re: まとめてレス あっしら 2002/8/28 23:06:29 (0)

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