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米国外為サマリー・ドル買い戻し一服 再度景気減速が材料 投稿者 Ddog 日時 2002 年 8 月 08 日 09:44:42:

米国外為サマリー・ドル買い戻し一服 再度景気減速が材料に

【NQNニューヨーク=江頭知華子】7日のニューヨーク外国為替市場でドル
相場は反落。背景には最近のドル買い戻しの流れが一服したことがある
。持ち高調整の動きが一巡すれば再び米国のファンダメンタルズ(経済
の基礎的条件)の弱さに関心が集まるという見方も、市場には多い。
 米国の利下げを巡る市場の解釈が猫の目のように変わっている。前日
までは利下げが景気2番底の防波堤役を果たすとしてドルの買い材料視
する見方が優勢だったが、この日は利下げの背景にある景気悪化に注目
すべきと言うドルの弱気派が息を吹き返したという。底堅さを見せた米
国株式相場にもドルの反応は鈍く、株式相場との連動性も薄れた。
 「利下げ観測や株価の上昇を手掛かりとしたドル買いが一巡し、再び
売り圧力が高まるだろう」――。CNBCテレビに出演したJPモルガ
ン・チェースのグローバル為替ストラテジスト、ラリー・カンター氏が
「米国景気こそが最大の焦点で、その弱さを材料にした相場に逆戻りす
る」と強調した。一方でバンク・オブ・アメリカの為替ストラテジスト
、ハン・パーム氏も「基本的にドル安基調は変わっていない」とみる。
底堅さを示した米国株相場がドルの支援材料にならなかったのは「(株
式相場を下支えしている)利下げ観測は景気回復の鈍さの象徴であり、
ドルに対してはマイナス材料になる」という。パーム氏は「利下げがあ
れば、米国の金利水準が下がることで米国への資本流入に悪影響を与え
、経常赤字の穴埋めに支障が出かねない」とみる。
 反対に「各国のファンダメンタルズを比較した場合、米国が最も劣る
わけではない」(HSBCのチーフ通貨ストラテジストのマーク・チャ
ンドラー氏)という意見も多い。ニューヨーク市場では「市場参加者の
関心が米国の景気に集中している」が、市場の目が日欧とのファンダメ
ンタルズに向けば、決して円やユーロを買い進めることもできない。市
場では「前日までのドル上昇も米国の利下げ観測を好感したというより
持ち高調整が主導した」(外為トレーダー)という意見もあり、しばら
くは方向感を模索する展開になりそうだ。
出所 クイック8/8

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