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小泉首相の説明は対比の論理になっていない 投稿者 あっしら 日時 2002 年 9 月 11 日 17:25:12:

(回答先: 【小泉首相・CFRで講演】失業増えても不良債権処理、首相が米講演で考え示す〔読売新聞〕【小泉首相・CFRで講演】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 11 日 16:56:25)

講演後にCFRで記者会見して姿はTVニュースで見たが、イラク攻撃問題だけで、経済問題は触れてなかった。

講演の内容と思われるが、

>金融機関の不良債権処理について、「不良債権処理をすると、デフレが進み、倒産や
>失業が増えるという人がいる一方で、きちんと処理を進めるべきだという人もいる。
>私の答えは、覚悟して不良債権処理を加速しないといけないという判断だ」と述べた。

不良債権処理→デフレが進み倒産や失業が増えるという主張

不良債権処理→きちんと処理を進めるべきという主張

という対比をして、小泉首相は、「私の答えは、覚悟して不良債権処理を加速しないといけない」と結論を出している。

“デフレが進み倒産や失業が増えるという主張”は、不良債権処理を“きちんと処理を進める”とどうなるかという主張(見通し)であり、その対比として、「一方で、きちんと処理を進めるべき」という主張を持ち出すのは論理破綻(支離滅裂)である。


不良債権処理→倒産や失業が増えるという主張

不良債権処理→一時的に倒産や失業は増えるがそのような経済状況からのみ回復は可能という主張

という対比なら理解できるが、“きちんと処理を進めるべきだという”主張には、まったく見通しがない。

小泉首相の論理であれば、

「不良債権処理をきちんと進めると、デフレが進み、倒産や失業が増えるが、私は、覚悟して不良債権処理を加速しないといけないという判断だ」

という内容に約めることができ、単なる「自国破壊者」の言動となる。

誰が講演原稿を書いたんだ!!

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