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株再び9000円割れ 銀行救済や株価対策必要に・ドイツの武者氏 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 06 日 11:52:39:

◇株再び9000円割れ 銀行救済や株価対策必要に・ドイツの武者氏
NAA 2412 : 2002/09/06 金曜日 11:49
【NQN】武者陵司・ドイツ証券チーフストラテジスト 日経平均株価
が取引時間中に再び9000円を下回ったのは、世界的な株安の流れを受け
たものだ。世界経済が著しい低成長時代に入る転換点にさしかかったこ
とを示している可能性が高い。世界的な景気回復は結局、期待外れに終
わりそうだ。日本も再び景気後退局面に入ろうとしている。今後は日本
の不良債権問題のような事態が世界規模で起こるのではないか。
 ただ、日経平均株価の下値のメドは8000円とみている。日経平均で見
れば、バリュエーション(妥当株価)からは割安で、一段の下げ余地は
そう大きくなさそうだ。米国株はS&P500種株価指数(5日時点で879
.15)で600程度まで下落しそうだが、その後は世界的な政策協調が打ち
出されて株安は一服するだろう。
 政策面で最も重要なことは、世界的な信用危機を引き起こさないこと
だ。そのためには金融の安定化が重要になる。日本でもペイオフ延期を
含めた銀行救済策が必要だ。このほか、民間需要を喚起するような政策
と、株価対策の3つの政策が必要だ。日本株は歴史的に見て初めて「割
安」と言える水準まで下落している。個人の預貯金がリスクを取る側に
回ることを支援する政策が必要だろう。

◇株再び9000円割れ、株式買い取り機構強化を・UBSの平川氏
NAA 2413 : 2002/09/06 金曜日 11:49
【NQN】平川昇二・UBSウォーバーグ証券チーフストラテジスト 
日経平均株価が取引時間中に一時9000円を割り込んだ。景気のモメンタ
ム(方向感)は生産と出荷が5月にピークを打った後、6、7月は低下
するなど下方に向いているほか、株式市場の需給が悪化していることが
大きい。加えて、不良債権問題が再びアタマをもたげている。
 需給に関していえば、3月の戻り高値時に信用取引で買った個人投資
家の信用期日が9月第1週、第2週に集中する。さらに、保有株式の含
み損の拡大を避けるため、金融機関が先物へのヘッジ売りを加速してお
り、かなり厳しい。日経平均は9月末に向けて8500円まで下がる可能性
がある。
 この局面を打開するためには、株式買い取り機構の機能を強化するこ
とが必要だ。不良債権問題については、整理回収機構(RCC)による
買い取りを推進、銀行の国有化も辞さない姿勢が求められる。さらに、
1兆円規模の減税では景気刺激策としては不十分。4兆―5兆円規模が
求められる。デフレのグローバル化が進んでおり、日米欧の政策協調も
必要だ。

◇株再び9000円割れ 3兆円の設備投資減税を・メリルのコール氏
NAA 2414 : 2002/09/06 金曜日 11:49
【NQN】イェスパー・コール・メリルリンチ日本証券チーフ・エコノ
ミスト 6日の東京株式市場で日経平均株価は再び、一時9000円を割り
込む場面があり、「9月危機」どころか「毎日危機」といった状況にな
っている。デフレ進行による企業の利益率低下や、収益の先行き不透明
感が株安の背景にある。最近は日・米・欧そろって、サービスを除く財
だけで見た消費者物価指数(CPI)が前月比マイナスに落ち込んでお
り、世界同時デフレの色彩が濃くなっている。こうした状況では、政策
面でのてこ入れが必要だが、(日本の)政府に対する市場の信頼感が薄
れていることも株安を生む要因になっている。減税論議だけ見ても、政
府内では二転三転しており、これでは市場に信頼されるべくもない。政
府は、信用できる政策を素早く打ち出すことが必要だ。
 デフレ経済下では、財政出動を伴わない景気対策などあり得ない。需
要を拡大させるための本格的なデフレ対策が望まれる。具体的には、少
なくとも実質国内総生産(GDP)比で0.5%程度(2.5兆―3兆円)の
減税が必要だ。年末にかけて買い替え需要が発生する設備投資などにこ
れを充当させれば、より効果的だろう。

◇株再び9000円割れ、米景気の回復基調崩れず・野村の芳賀沼氏
NAA 2415 : 2002/09/06 金曜日 11:50
【NQN】芳賀沼千里・野村証券金融研究所主任研究員 日経平均株価
がきょう前場に一時9000円を割り込んだが、米国株の下落を受けて米景
気の先行きに懸念が広がったのが背景だ。日本経済は外需への依存度が
高いとの認識から、日本の企業収益への先行き不透明感が強まった。
 ただ、米経済のダブルディップ(2番底)はないだろう。金利低下の
効果が浸透し、住宅および自動車販売が底堅く推移しているからだ。資
本財の受注も増えており、米景気の緩やかな回復基調は崩れていない。
 一方、日本の企業収益は円高・ドル安傾向を受けて業績の下方修正が
相次いでいるが、懸念したほど下方修正幅は大きくはない。日本企業に
よるコスト削減努力は続いており、このところの株価下落は行き過ぎ。
日本株全体で見ても、株式の配当利回りが長期国債の利回りより高くな
ったほか、日経平均採用銘柄の今期予想ベースの株価収益率(PER)
も22倍とバリュエーション(投資価値)から見ても割安だ。このため、
株価の反発は期待できる。9月末にかけての下値は8800円程度と見てい
るが、上値も1万200―1万300円程度と予想する。年末に向けては1万
2000円まで戻ると見ている。

クイックより


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