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Re: 国民一人ひとりがじっくりと、無心に考えなければならない 投稿者 ろー 日時 2002 年 9 月 18 日 14:06:56:

(回答先: 国民一人ひとりがじっくりと、無心に考えなければならない 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 9 月 18 日 06:03:27)

何が問題の根本なんでしょうか?私は、日本国の政策の失敗ではなく、破綻した専門知=経済学こそが問題の根源ではないかと思っとります。
奇策はないですか?そうとは思えませんね。
経済学者は「陰鬱博士」を自称して、成長にはインフレが避けれないと冷笑致します。
ニューエコノミーという説に対しては、インフレが必ず成長を途絶させると自信たっぷりでありました。で、どうなりました?インフレなく成長は終わり、デフレが懸念される事態へと展開しているわけです。
何がいえるのか。
資本主義者として,インフレなき成長こそ、理念の実現であると考えます。公平な分配の達成を前提としてですが。ただし公平な分配の実現とは、所得平等とは全く異なる考え方です。
インフレなき成長というのは、短期(中期?)ではあるが、日本米国でそれぞれデータとして観察されたわけです。つまりは実際には条件が揃えば可能ではあるわけです。ゆえに
インフレの防止と失業率の低下の同時達成は、トレードオフなどというのは,学者の思い込みである可能性が高いわけです。
しかも、インフレが成長の懸念であるというが,インフレが成長を途絶したわけではない。むしろ懸念から生じた利上げは悪い影響を与えたかもしれない。まあ実際の所は、情報化によって克服可能であると主張された,需要予測こそが大きく外れた結果、膨大な投資が消費と化したわけであります。しかも際めて安易な融資によって実行されていました。何らかの金融危機が予想されるわけです。ところで確か,企業価値は,自己資本と負債の構成比率には依存しないとかいうたいそうな学説もなかったでしょうか?リスクが破綻した場合,自己資本か負債かは、社会全体に、いかに大きな違いをもたらすかということは,バブルの破綻の度に痛切に理解される厳然たる事実であります。
しかしこの投資の消費化というのも案外曲者です。ただ単に需要こそが「右上がり」で期待通りに伸びなかったからゆえに、消費されず生産とはなり得なかったゆえもあるからです。
 要するに以下を主張したい。
市場メカニズムには、資源さえ十分であれば,右上がりに増加する需要に対応して、供給力を拡大する能力があるのではないでしょうか。つまり価格の上昇はあるとしても,それは供給不足のサインとして機能し供給の増加を拡大を誘導し上昇を押さえうるのであり,又価格の上昇は、所得の増加で需要が拡大することで実現する、当該商品の質の向上ゆえではないかと。
むしろ問題は、需要を右上がりに,それを安定かつ公平に,しかも市場メカニズムを損なうことなく可能にする「機構」自体が,市場メカニズムにはないのではないかということであります。つまり需要さえ拡大すれば,市場の供給力を高められる可能性があるのに、
市場の供給力向上の過程自体では,実は「常には」需要拡大を同時達成し得ないのではないでしょうか。
本来は,このような需要拡大を可能とする目的の手段が,マクロ政策ではなかったか?しかしそれは、期待するような機能をまあ可能にしたのであろうが,インフレ基調となり、結果今や「デフレに対する手段は教科書には載っていません」などと真顔で主張される事態になってしまったのではないですか。要するに、マクロ経済学の目的は極めて妥当であるけれども、その手段はよろしくなかったということです。
 奇策はないというのは榊原氏の主張ですね。いや、あるでしょう。谷口理論というのを知っておられますか。インフレを抑制するためには、むしろ最終需要を拡大するべきであると。答えはでてますね。
市場メカニズムは需要に対応して供給拡大が可能。しかし自らは必ずしも需要を拡大し得ない。
最終需要の拡大が,インフレを抑制可能。
よって需要の右上がりが安定かつ公平に、市場に介入することなく実現する必要あり。
以上を同時に実現すれば、現状の問題は全て解決ーインフレなき安定成長の実現ーするわけです。
何が需要管理手段とされているのか。財政金融政策ですね。
結局,所得移転と需要拡大です。で,両者が機能しない、又は副作用が甚大であるがゆえに問題が生じている。
移転的な財政機能(債務併用又は累進課税という高い税金)と需要拡大=信用創造的な金融機能(債務主体)を,融合し、かつその従来機関を代替の達成を持って廃止すればよいのです(債務の活用度低下+「低い税金」)。どうするべきか。
私は,市場メカニズムにおける通貨は,本来ゴールドの性質を持つべきであると考えます。価値安定,量的変化(ストック)は市場取引とは独立(市場が決定する通貨量は,フロー、つまり創造ではなく融通=仲介)、流動性保証、分割可能で取引ごとに清算実行=全取引の即時定量化可能。
問題は,量的な管理,特に不足であり、又分布の遍在ー不合理性ーにこそあります。
ゆえに,上記ゴールドの性質を持ち、前記「需要の右上がりが安定かつ公平に、市場に介入することなく実現する」ことで弱点を克服する形で、新規の通貨を創造し,安定に新規供給するべき(通貨ストックの増加,上記なら公平な形でとなる)なのであります。
デフレとは、畢竟通貨の不足(余乗はあるのですが。しかしそれは市場が過剰を克服する結果。不足における余り=豊穰の中の貧困と同等)であります。で、通貨とは何か。
所得なのであります。ベーシックインカムを通貨供給自体で,さながら「負の所得税」をより公平かつ安定な形で実現し,その上で、市場分配=能力に応じた所得格差を尊重するべきなのであります。都合がいいことに,価値安定であるがゆえに,新規供給それ自体で、ストックの増加が自動的に達成されるのであります。つまり右上がりの達成であります。奇策といわざるをえません。
債務による信用創造と強引な移転こそが、従来経済の奇策=マクロ政策であって,それが現状は破綻しているに過ぎない。というのは、債務の容認と移転の達成は慎重な管理を必要とする,つまりは自由化など不可能であるのだから。

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