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株価の戻りは短命(e株net) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 19 日 15:55:17:

(回答先: 【同感だにゃ〜〜】Re:ショート・カバーの終わった後の「梯子外し」に注意【同感だにゃ〜〜】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 19 日 15:52:14)

http://www.mainichi.co.jp/life/eco/interview/0918.html

株価の戻りは短命

宇野 大介
うの だいすけ
三井住友銀行市場営業統括部マーケットアナリスト

株式市場は安定しない相場展開となっている。これは、バリュエ−ション・株価水準で見て歴史的に割安な水準に来ているため、打診買いが入る一方、デフレ経済の持続というセンチメント悪化に伴い、戻りは売りと見る向きも多く、双方が拮抗しているからであろう。日銀による金融機関の保有株式買い取りの政策について、とりあえず市場は好感し、株価が上昇する契機となっている。
ただ、それだけではデフレが終息するとも言えず、株価の上値を追っていく展開につながるとは考えづらい。米国株安も引きずっていることからセンチメントも悪化しており、チャート上も下値メドが立たない状況だ。日銀の買い取りについても、それが株価市場に与える実効性、財政政策との絡め手を見極める必要があろう。
為替について、黒田財務官が「介入」という言葉を口にしたことの意味は大きい。それは、先日行われた日米首脳会談で、日米で円安・ドル高に利害一致を見ていることが示唆されているからだ。しかし、これは画期的な目新しい内容を持たない新デフレ対策にとどまることの伏線、裏返しであり、今回の日銀の措置、新デフレ政策がうまくワ−クしなかった場合の予防線でもあり、財政・金融政策の弥縫策としての為替円安政策なのか、とも勘ぐりたくもなる。そうなると、本質的な部分で即効性のある施策が出てこない可能性が高く、一時的に株価が上昇する場面があっても、その持続性は乏しいだろう。
つまり、戻りは短命に終わると考える。当面、日経平均株価で1万円の大台回復は難しく、下値を探る展開が続くものと予想する。
(2002.9.18)

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