自営業者らが加入する国民年金の保険料未払い額が2000年度に約1兆7200億円に達し、10年前の1990年度の2.2倍に膨らんだ。所得の減少などで保険料を支払わない加入者が増えたためだ。 国民年金の保険料の支払いには2年の納付期限がある。この期限内の不払いは未収納とみなされる。期限を過ぎると加入者は年金から脱落したとみなし、不払いを確定し欠損となる。未収納、欠損がともに増え、合計額である保険料未払い額が急増している。 (07:00)
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