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東京外為市場・7日=ドル上昇124円近辺、午後はじり高歩調に[東京7日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 07 日 17:22:26:

午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY終値と比べて上昇し124円近辺で取引されている。市場関係者によると、ドル/円は朝方の段階では、国内株安にもかかわらず、123円前半を中心に狭いレンジ内でもみあい商状となっていたが、午後は徐々にじり高歩調となったという。
関係者からは、ドル/円の上げた場面では、ロング筋の利食い売りやオプション絡みの売り、輸出筋の売りなども控えているが、日経平均が大幅安となるなど、足元、円売りに反応しやすいムードだ、との声が聞かれている。その一方では依然、ドルに対して慎重な見方も強く残っており、各主要通貨間でコントラストが鮮明に映し出されない相場付きだ、との指摘もあった。
午後の市場でドル/円は、買いが先行し、全般はジリ高歩調となっている。
市場関係者によると、午後のドル/円相場は、「米系証券などとみられる対円でのドル買いが先行した」(上位都銀)ことなどから、ジリ高歩調を持続。市場筋からは、「123.50─60円水準を明確に抜いてくると、124円レベルまで水準を伸ばしてくる可能性もありそうだ。もっとも、上げた場面では、ロング筋の利食い売りやオプション絡みの売り、輸出筋の売りなども控えているが、日経平均が後場寄り付きも軟調にスタートするなど、足元、円売りに反応しやすいムードではある」(上位都銀)との声が聞かれていた。
きょうの国内金融市場は、不良債権処理加速に伴うハードランディングシナリオなどへの警戒感などから、全面安ムードのなか日経平均が大幅安となった。また、債券相場も売り優勢の展開で推移した。市場筋からは、「トリプル安的な現象なだけに、円売りを誘いやすい地合いだ」(別の上位都銀)、「トリプル安の様相を呈しつつあるが、グローバルベースで、投資家はリスク回避とともにキャッシュ比率を高める動きも出てくるとみられるなか、ドル/円は戻り余地をうかがう展開になる可能性もありそうだ」(外銀)などの指摘も出ていた。
もっとも、「124円絡みの水準にかけては、本邦勢による売り意欲も強いようだ」(外銀)との声が聞かれたほか、「市場は徐々に円安ムードが醸成されているが、その一方では依然、ドルに対して慎重な見方も強く残っている。依然、各主要通貨でコントラストが鮮明に映し出されない相場付きだ」(国内証券)との指摘も根強い。
市場筋によると、ドル建て日経平均(日足ベース)が今年2月6日の70.47ドルを下抜いたほか、一時70ドルを割り込み、バブル後最安値を更新している、という。
午前の市場でドル/円は、123円前半の狭い値幅でもみあいとなった。
関係者によると、午前の段階で、日経平均の下げが気がかりとする声は多いものの、特段円売り反応はみられなかった。
市場では、「不良債権処理に伴いハードランディングシナリオを描く向きが増えてきており、円売りとの見方もできるが、ドル売りオーダーも厚く、積極的にドル買い/円売りに進む雰囲気もない」(信託銀)、「日経平均が朝方から下げ幅を拡大しているが、株安は今や世界的な現象でもあり、ドルを積極的に買うことも難しい。海外の投資家も、欧米の株式市場の下落で相当痛手を負っているとみられ、日本で不良債権処理が進展、構造改革に向けて動きだしたところで、日本株に大きく投資資金を振り向けにくくなっている。むしろ、株式市場から撤退するようなフローが中心だと言えるだろう」(国内金融機関)などの指摘が出ていた。
また、ドルの上値が伸びない背景には、「124円ちょうどにノックアウトオプションの観測もあるようで、防戦売りが出ているとの指摘もある」(信託銀)との声もあった。

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