日銀名古屋支店が十八日発表した管内(岐阜、愛知、三重)の金融経済事情によると、「景気は悪化している」と三カ月連続して景気判断を下方修正した。ビデオカメラや工作機械をはじめ生産は引き続き減少し、輸出も全体として持ち直しの動きが一服した。所得や雇用は悪化傾向を強め、個人消費も引き続き弱含んだ。ただ、日銀は「電子部品の一部では在庫の調整がある程度進んでおり、生産の減少に歯止めがかかるかを注視したい」と、期待している。
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