金融庁の森昭治長官は18日の会見で、「現時点で金融危機の恐れがあると認識していない」と述べ、改めて現状では公的資金再注入の必要がないとの認識を示した。森長官は「必要とあらば資本増強を含めたあらゆる措置を講じる」と従来からの主張を繰り返し、「主要行は特別検査を含む検査の最中であり、株式市場を含む市場動向を注視している」と述べ、現時点では公的資金再注入が不要との認識を強調した。
[毎日新聞2月18日] ( 2002-02-18-20:00 )
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