ドイツ連邦銀行は20日発表した月報で、2001年第4・四半期の実質GDP(国内総生産)伸び率が季節調整済み前期比でマイナス0.25%前後となったことを明らかにした。個人消費や鉱工業生産が一段と落ち込んだのが主因。これを受けて、ドイツでは欧州中央銀行(ECB)に対する利下げ期待が再び強まりそうだ。
ドイツは01年第2・四半期がマイナス0.03%、第3・四半期がマイナス0.14%と既にリセッション(景気後退)局面に入っており、第4・四半期も景気悪化に歯止めが掛かっていないことが確認された。前年同期比ではほぼゼロ成長だった。
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