アルゼンチンのドゥアルデ大統領は、上下両院合同本会議での施政方針演説で、自国通貨を廃止してドルを採用するいわゆるドル化について、これを実施する考えはないと述べた。 このなかで、「ドル化を採用すれば、金融政策・外国為替政策に関する自主性を失うことになる。これは国際市場における競争力の欠如と、生産設備の分散化というアルゼンチン経済が抱える問題点を、さらに深刻なものにしかねない」と述べた。
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