米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4日、日立製作所の長期会社格付けを「シングルA」から「シングルAマイナス」に1段階引き下げたと発表した。短期会社格付けは「A―1」を据え置いた。長期会社格付けの見通しも「ネガティブ」に据え置いた。
同社は格下げの理由について「2002年3月期の業績予想の下方修正に加え、売り上げの7割を依存する国内の景気低迷が長期化し、世界規模でのコスト・技術開発競争も激化しているため」と説明している。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。