政府は15日、破たんが懸念される金融機関への公的資金の再投入について、3月末をめどに公表される金融庁の特別検査結果を踏まえて、4月以降に投入の適否を判断する方針を固めた。政府首脳が明らかにした。 政府は不良債権処理を加速化させる方針だが、直ちに大手銀行が自己資本不足に陥って金融システムの混乱を招く可能性は低いと分析。公的資金再投入の適否は、特別検査結果に対する株式市場などの反応を総合的に検討した上で最終判断することにした。
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