加藤良三駐米大使は、米国が鉄鋼製品の緊急輸入制限措置(セーフガード)発動の方針を決めたことに対し、世界貿易機関(WTO)への提訴も含めたあらゆる対策について今後検討する、との方針を明らかにした。
ニューヨーク市内のジャパン・ソサエティーでのパネル・ディスカッション終了後、ロイター通信に対し、「WTO提訴も含め、あらゆる可能性について検討している。適用除外品目リストも出てきている。日本経済にどの程度のインパクトがあるかを精査したうえで、対応策を講じることになる」と述べた。
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