存亡の危機にひんしている監査法人アンダーセンの組織改革に取り組んでいる「独立監督委員会」のボルカー委員長(前連邦準備制度理事会=FRB=議長)は11日、CNBCテレビに出演し、「会社を売却するつもりはない」と述べ、同業のデロイト・トーシュ・トーマツへの身売りに向けて協議中との一部報道を否定した。その上で、「組織改革の努力が実り、一流の監査法人として再生できるだろう」と単独での生き残りに期待を表明した。
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