金融機関が日々の資金をやりとりする短期金融市場(コール市場)の無担保コール翌日物の平均金利が10日、ほぼ4カ月ぶりに0・003%まで上昇した。システム障害を起こしたみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が、万一の資金不足に備えて手元に資金を多めに確保しようと、コール市場に資金を放出しなかったためと見られる。
同金利は、日銀の量的緩和策の影響で昨年9月以降、史上最低の0・001〜0・002%で推移。3月29日には年度末の資金需要から、一時的に0・012%に上昇したことはあるが、この4カ月間は大きな変化はなかった。
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