[フォルタレザ(ブラジル) 12日 ロイター] テーラー米財務次官(国際経済担当)は鉄鋼製品に対する緊急輸入制限措置(セーフガード)を発動する方針を固めたことについて、政治的な事情に基づく一時的な措置であり、長期的には自由貿易を妨げるものではないと述べ、理解を求めた。
そのうえで、補助金の交付や過剰な生産設備によって、世界的に鉄鋼市場に歪みが生じているなか、セーフガードは米鉄鋼業界再編を進めるための時間稼ぎに必要な措置だと述べた。
米政府は5日、3月20日から3年間にわたって鉄鋼製品に最高30%の輸入関税を賦課する方針を明らかにした。
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