財務省が13日発表した2月の対内・対外証券投資状況(約定ベース)によると、海外投資家による日本株投資は1242億円、公社債投資も1兆420億円と、ともに売り越した。株式は景気の不透明感や不良債権処理を中心とする構造改革の遅れに対する懸念から売りが優勢となった。
一方、国内投資家の海外投資も株式365億円、公社債6371億円と、ともに売り越した。株式は生保が決算期末の利益調整で売りがかさんだ。債券も生保、信託、投信などが売り越した。この結果、対内・対外証券投資全体では4926億円の流出超過となった。
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