アラブ首長国連邦(UAE)のナシリ石油・鉱物資源相は18日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、石油輸出国機構(OPEC)は原油相場が1バレル=30ドルに達するまで増産を検討しない見通しだと述べた。
同相は、「OPECがある程度の自信を持って、市場が追加供給を必要としていると判断するには、(原油相場は1バレル=)30ドル水準にあることが必要だ」と述べた。また、「(次のOPEC総会が開かれる)6月は増産を考えるには少し時期尚早かもしれない。それまでに在庫を適正水準まで調整することが可能とは思わない」とし、早期増産に否定的な姿勢を示した。
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