塩川正十郎財務相は23日開かれた大阪市でのシンポジウムの席上、4月から論議が本格化する税制改革に関連し「金持ち優遇は公平性に反する、という役人的考えではなく、金持ちにお金を使ってもらえるようおおらかなものにしたい」と話した。財務相は、「相続税と贈与税を一体的に考えたい」とも強調。高齢者の持つ資産を若年層に移動させるため、相続税の控除を生前贈与の際にも使える仕組み作りに取り組む姿勢を示した。
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