★阿修羅♪  国家破産8
 ★阿修羅♪
国家破産8検索
 次へ  前へ
整理回収機構が外資に債権“投げ売り”〜ダイア建設1400億を破格でサーベラスに売却(株ZAKZAK) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 28 日 17:08:19:

整理回収機構(RCC)が、経営再建中のダイア建設に対する約1400億円の債権すべてを、大幅に安い金額で米投資ファンドのサーベラスに売却する方針であることが28日、明らかになった。サーベラスはすでにダイア建設に資本参加しており、借金の圧縮で再建にはずみがつくことになるが、「事実上の税金による救済」との批判も噴出しそうだ。
ダイア建設は、メーンバンクだった旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)の経営破綻に伴い、同行からグループで借り入れていた約1500億円強が、RCCに引き継がれた。
同社は一時、新規融資がストップするなど資金繰りに窮していたが、平成12年12月には、サーベラスがダイア建設の転換社債を引き受けるなどの形で資本参加。サーベラスは現在は6%の株式を保有しているが、数年内に筆頭株主(24%)となる予定で、外資主導で再建を進める方針が固まった。
サーベラスの傘下入りに伴い、翌年3月、ダイア建設がRCCに渡った借金を16年間かけて長期返済することが認められた。債権の早期回収を原則とするRCCの措置としては異例の優遇ともいえるものだが、それでも毎年90億円以上の返済の負担は重く、経営再建への大きな足かせとなっていた。
28日のNHKニュースによると、RCCは、残った1400億円の債権すべてをサーベラスに大幅に安い金額で売却することで合意したという。
これで、ダイア建設は事実上、借金を大幅に圧縮することができる。本業のマンション事業はこれまで黒字を続けており、財務体質が大幅に改善すれば、再建も加速。債権者がサーベラスに移ることで、“支配”は一段と強まるものの、背に腹は代えられないといったところか。
一方、RCCにとっては、事実上の債権放棄となる。その損失分は、最終的には国民の血税で穴埋めされるもので、形を変えた税金による民間企業の救済という見方もできる。もちろん企業が立ち直るのは結構なことだが、またもタフ・ネゴシエーターの外資にうまくやられたのではないか、との疑念も残る。

 次へ  前へ



フォローアップ:

全★阿修羅♪=

 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。