東京三菱銀行は30日、大口の不良債権処理にめどがついたとして、岸暁会長と吉沢建治副会長が退任する人事を固めた。同日発表する。6月末の株主総会後に正式に退く。不良債権処理にめどがついたとして大手銀行の経営トップが退任するのは初めて。岸会長は相談役に、吉沢副会長は常任顧問に就く。会長、副会長職は当面空席とする。
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