財務省の黒田東彦財務官は2日午前、同省内で記者団に対し、東京外国為替市場の円相場が3月上旬以来の高値水準となる1ドル=127円台前半で推移していることについて、「日本経済は下期に回復する一方、米国経済は極めて順調に回復しており、今の段階で円高になる必然性はない。引き続き市場を注視していく」と述べ、直近の円高傾向をけん制した。
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