金融危機に見舞われているアルゼンチンの財政再建は、ラバニャ前欧州連合(EU)駐在政府代表の経済財政相起用に続き、アタナソフ労相の首相就任も3日までに固まり、政府側の陣容がほぼ整った。しかし、予定していた経済対策の行動計画発表が遅れている上、銀行預金の引き出し規制をめぐる政府と裁判所との対立も再燃の兆しを見せるなど、前途は多難だ。
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